家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
小学生の頃、家庭科の調理実習でゆで卵を習いました。
その時の作り方は
鍋に水と卵を入れて火にかけ
沸騰したら火を弱めて10分で固ゆで卵
だったと思います。
私が大人になってからも
この作り方が一般的で
もしかしたら、今でも一般的なのかもしれません。
水と卵を鍋に入れて火にかけて
うまくゆでたまごが作れるのか
小学生のころから、ずーっと疑問に思っていました。
だって
鍋の大きさとか、水の量とか、火加減とか、ふたをするとかしないとか
そういう条件を一定せず
沸騰したら、そこから10分って
沸騰するまでの時間が、それ違いすぎるやろ
そこが違っていれば
卵の熱の入り方も違うし
熱の入り方に差があるののに、そこから10分っていうのだけかっちり決めるって
それ、ぜんぜん意味ないやろ
って、ずーっと思っていました。
なので、
沸騰したところに卵を入れるやり方は
30年くらい前からやっていました。
(たぶん、料理界では、かなり早い)
お湯が沸騰しているところに卵を入れる時
そのまま入れると、
卵が鍋底にあたった衝撃で割れてしまうことがあるので
お玉など乗せて入れるのがおすすめです。
もしも割れてしまった時は
私はお酢を入れます。
お酢を入れると、卵白がバーッと散るのを防いでくれます。
このやり方だと半熟卵も上手に作れます。
半熟卵を作る時、私のお気に入りは7分茹でです。
卵は冷蔵庫から出したてでもだいじょうぶ。
是非お試しあれ。
年末年始、絶対役立つ作り置き。そのまま食べてよし、他の料理にアレンジするもよし。アホみたいに簡単で、めちゃ賢いレシピ。 – YouTube
動画の中で、卵ゆでた方も解説しています。
コメント
年末に向けての作り置きレシピ、とても助かります!
鶏ももではなく鶏胸肉、万能鶏胸肉を使って作ることもできますか?
この醤油煮は、もも肉がおすすめです。
特に万能鶏むね肉は、下味がついているので、味が濃くなりすぎます。
ご注意ください。
ずいぶん時間が経ってから、
ゆで卵についてコメントを寄せさせていただくこと、
申し訳ありません。
先生のYouTube動画を繰り返し見ていて(だって楽しい)
この年齢(笑)になって初めて、
卵を沸騰したお湯に入れると言う技で作ってみました。
なんて楽しい!
それで現在、マイブームがゆで卵作りです(笑)
ちょっと茹ですぎて(苦笑)
煮卵を仕込んだり、挙句の果てには、
ゆで卵をぬか床に漬けたり・・・。
そしたらこれまた美味しくて、
またまたゆで卵作りの沼にハマっています(笑)
茹で加減が思いのままだし、卵の殻も取りやすい。
ちょっとしたコツ。だけどコロンブス的なコツ。
ホントに「このくらいの茹で加減」と言うのが、
きっちり決まって、ものすごく気持ちよいです。
思い返せば、小学校の調理実習の記憶。
先生が仰っている茹で方を教わり、
「なぜ」「なぜ」と疑問を持ちながらも、
なんの実験もせず、ずっと同じやり方を繰り返していました。
そこに風穴を開けて頂いき、本当に感謝感謝です。
先生、いつもありがとうございます。
ゆで卵のマイブーム!!!!
良いですねえ。
大人になって、何かにハマれるってステキ、ステキ、超ステキ!!!
たかがゆで卵ですが
卵をゆでることで、日々ハッピーになれるって
めちゃめちゃ愉快です。
ちなみに私は、お風呂掃除にハマっています。
お風呂の頑固な石灰質の汚れを取るのが気持ちいい。
自分でも、何なんだろうって思いながら、楽しんでいます。