でいりいおくじょのBLOG

2012.12.08

怒涛の鍋焼きうどん

突然出かけないといけないことになり
バタバタと出かけてしまい
そのまますっかり帰るのが遅くなったので
ああ、夕飯どうしようかと
心のなかではもう、いろんな選択肢がグルグル回ります。
自分一人だったら、簡単に何か食べて帰るというのもありなのでしょうが
夕飯を待っている家族がいれば
そういうわけにもいかず
 
かと言って、こんな寒い日に
できあいの冷たいものを食卓に並べるのも、なんとなく嫌で
しかも、その時点でもうすでに8時半を回っていたので
もう買い物もしないで
とにかく一刻も早く帰らねばと焦っていたのでした。
 
冷蔵庫にあるものをあれやこれやと思い起こしたところで
ああそうだ、ごはんを炊かないとダメだったんだと気づき
帰ってから米を洗って炊くのは、もはや無理なので
もうこうなったら、うどんだ、うどんしかない
とメニューがあっけなく決まったのでありました。
 
家についたのが9時
とにかく土鍋に水と昆布と煮干しをいれて火にかけ
沸騰するのを待つ間に
冷蔵庫にある白菜やネギ、きのこなどをザクザクと刻み
鶏肉がなかったので豚こまに塩をまぶし
 
弱火にして煮干しの旨みを煮だしている間に
洗濯物をたたむ。
 
バババッと、簡単にたたんだところで
煮干のだしのいい香りがしてきたので
大きい煮干しだけを穴あきお玉でちゃちゃと取り出し
豚肉をいれ、干ししいたけも2~3枚、乾いたまま手で砕いて入れる。
これで、昆布、煮干し、豚肉、干ししいたけの旨みたっぷりのスープができたので
もう美味しいうどんが完成したも同然。
 
醤油と味醂で味をつけて
野菜を入れたら蓋をし
野菜が柔らかくなるまで5分くらい煮る。
 
この時間を無駄にしてはなるものかと
超特急でお風呂をざざっと洗ってお湯をためる。
ごはんを食べた後、スムーズにお風呂に入れるように。
主婦は、
ごはんのことも洗濯物のこともお風呂のことも、いろいろ頭をつかうのであります。
 
もうそろそろ野菜がいい感じに煮えてきたので
冷凍うどんを投入。
うどんがほぐれたら、卵を家族人数分割り入れ
再び蓋をして、卵が半熟に固まったら出来上がり。
 
熱々の大盛鍋焼きうどん!!ドヤっ!!
 
おおーいいね、いいね~。
 
空きっ腹に、温かいうどんというのはお腹にしみわたりますねえ。
一人分ずつ作る鍋焼きもいいけど
大きくドーンと作るのも、また楽しくていいものです。
ただ、鍋焼きうどんって、
卵を食べるタイミングが人によって違って
そこにこそこだわりがあるのに
大きく作った場合、卵を最初に取り分けてしまわないと、
下のうどんが取りづらいっていう、
そこだけが、ちょっと問題ありかもね。
 
しかも、卵を取り分けるのも用心しないと
うっかり、鍋の中でつぶしてしまって
悲しい目に合う。
 
約一名
うっかり卵を潰したのに、しらんふりをして
潰れてない卵をとった奴がいた。
 
モウ、ケシカラン!!
 
好みで七味唐辛子をかけたり
柚子胡椒をちょっとプラスしたり。
 
何れにしても、温かいものは、この時期ごちそうです。
忙しい師走のこの時期、お試しあれ。

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