家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
祖母の田舎は京都の丹波地方で
正月に親戚が集まった時に作るすき焼きは鶏肉でした。
見渡す限り田んぼと畑しかない田舎で
牛を飼っているところはなく
近所に鶏舎があったことが、その理由かな。
人が集まる時のごちそうと言えばすき焼きで
そこに電話して、鶏肉を持ってきてもらうんです。
もちろん、注文を受けてから鶏を殺して解体し
内臓も全部一緒に持ってきてもらう。
それを
新鮮な鶏肉を内蔵ごとすき焼きにするわけですから、
美味しくないはずがありません。
しかも、子供の頃は、
近所の山でマツタケなんかもとれていましたから
松茸も普通のきのこみたいに食べていました。
すき焼きに鶏肉というと
今の時代だと、なんか安上がりなイメージかもしれませんが
なんとも贅沢な一品でした。
なので、今でも、時々鶏肉のすき焼きを作ります。
我が家でもは子供たちも大好きですよ。
クタっと柔らかく煮えた長ねぎが最高に美味しい一品。すき焼き風の味付けでご飯もお酒も進む!!<豚肉と長ねぎの甘辛煮> – YouTube
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