家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
iPhoneが動かなくなった時
読んでいた本があります。
「エッセンシャル思考」(グレッグ・マキューン著 高橋璃子訳 かんき出版)
自分の仕事の仕方が
なんか効率悪くて
なんか無駄が多いんだよなあ。
って思っていても、なかなか慣れ親しんだやり方を変えることは難しいものです。
その慣れ親しんだやり方(習慣になっているようなこと)をすてるために
考え方自体を変えることが、最も簡単な方法で
その考え方を変える方法が書かれているのが、この本です。
一言で言えば
「やらなくては」ではなく「やると決める」
「どれも大事」ではなく「大事なものはめったにない」
「全部できる」でななく、「何でもできるが、全部はやらない」
という風に考え方を変えることを提案しています。
つまり優先順位の問題。
自分が本当にやりたいことは何か
本当にやりたいことがあるのに
それ以外のことに振り回されて、
本当はやらなくてもいいことで時間を取られている
その状態に気づいて
やらなくてもいいことに振り回されないように
優先順位をつけて物事を考えよ
というのがこの本の言っていることなのです。
これ、すべて自分のことを言っているようで
ぐさぐさ心に刺さりましたよ。
写真や動画の整理をしないといけないのに
いつか時間がある時に、とおもっているだけで
全く手を付けていない。
アップし終わった動画
あるいは、NGの動画などは
その場でパパっと整理して捨てればいいのに
捨てられない。
なんか愛着のようなものがあって
大事な気がしてしまう。
けれど、実際は、もうアップしているわけですし
動画自体の中に残っているわけですから
いらないのです。
更に、
整理しなくても、おいておけるように思ってしまう。
データとしての写真や動画は、目に見える形がないから
容量がいっぱいになって、入らなくなるなんて思ってもいなかったのです。
それが大きな勘違い。
iphoneの中で、どんどん場所はとっている。
しかも
大切だから置いてあるのではなく
整理しないま、バサッとそのまま置いてある。
アウトです。
優先順位ですよ。
何が必要で、何をすべきなのか
今自分に必要な事は
iPhoneを正常に動かせて
新しい動画を撮影できること。
ハイ、その通り、分かっているんです。
分かっているのに、できてなかったんですよね。
はあ~~~。
全部置くことで安心していたけれど
結局必要な動画を探し出すのにも時間と量力が必要で
全くいいことなんてなかったんです。
それにしても
本って、出合うべき時に出会うものですね。
この本に出合って
自分のやっている無駄なことを
ひしひしと実感した次第。
捨てる時は
ちょっとドキドキしたけれど
結局は捨てても何の問題もないものばかりでした。
本って、出合うべき時に出会うものですね。
たぶん、他の時に読んでも、
これほど、ああああ~~~~っておもわなかったかもしれません。
こういうビジネス書って
出会うタイミングがありますよね。
何か仕事がうまく回らないんだよなあ、という方には
おすすめです。
コメント
僭越ながら奥薗先生は本当に強いなぁ…と思い、拝見しています。
奥薗先生が生み出された料理の数々はもちろんですが、奥薗先生の人間性のファンの方もたくさんおられることと思います。
私もpriorityは常々意識しているのですが…なかなかすんなりいかないものですね(笑)
コメント、ありがとうございます。
普段は、ダメな事ばっかりで
いっつもおたおたして、泣きそうになりながらやっています。
(いや、実際に泣いている)
でも、おっしゃる通り、最後の最後は踏ん張るので
そういう意味では強いのかもしれません。