奥薗壽子のなべかまぺえじ

2022.03.27

汁ものは水分量が大事です。

汁ものって

身体が温まるし

水に溶けたビタミンやミネラルを効率よく摂れるし

第一、料理が簡単で

主菜にも副菜にもなる。

いろんな可能性を持った魅力的な料理です。

けれど、一つだけ難点があって

それは塩分。

ちょっと油断すると塩分過多になる。

うちは薄味だから大丈夫と言う人もいますが

大事なのは量です。

薄味のものでも

たくさん飲めば、結果として塩分をたくさんとることになります。

薄味であることは大事ですが

量もすごく大事なんです。

そんなわけで

私は、一回分の汁ものの水分量は

150㎖くらいがいいのではと思っています。

この量だと、

100g程度の具材をプラスしたときに

普通の味噌汁のお椀や、スープカップにピタッと入るし

満足感という意味でもちょうどいい。

しかも、この量だと

ものすごく薄味にしなくても

塩分もすごく気になるほど多くなりません。

１人分で150㎖

2人分で300㎖

最初は、もしかしたら少ないなあって思うかもしれませんが

1週間くらい、この量で作ってもらうと

大体の見当がつくようになりますよ。

ちょっとしたことで健康的にスープを作れます

是非、ご自分の家の味噌汁の水分量、一度はかってみて下さい。

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