家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
梅酒と梅干しを使ったレシピの以来があって
ここのところあれこれ試作をしています。
梅干しを使ったレシピは
今までいろいろやってきたし
新しく考えるのも、それほど難しくはないのですが
問題は梅酒の方で。
梅酒の味は好きなのですが
下戸なので、普段家にないし、飲まないし
以前ビールを使った料理をやった時に
ああ、そうかと思ったことがあって
下戸の私がやると
どうしてもアルコールを飛ばしてしまう方向に行きがちで
ビールの苦味を残しても
アルコールは抜けているような料理にしてしまう。
でもアルコール好きな人は
ビールの味もさることながら
アルコールも残っている方が喜ぶんですよね。
アルコールを使った料理は
アルコール好きな人の気持ちになって
う~ん、でも丁度いいアルコール加減って・・・。
その時の企画は、飲み残したビールを使い切る料理だったんだけれど
そもそも飲み残したりしないし
って、ビール好きの友達から言われ
そうか、飲み残したビールを使う、っていう発想自体
アルコール好きの発想ではなかったのかも。
でも、まあ飲み残しのビールはともかく、
梅酒はありますよね。
私の実家でも
うちは下戸一家なので、誰も飲まないのに
なぜか、母親がかりん酒だとか梅酒だとか作ってました。
作ることに満足してたのか
作っている自分が好きだったのか
一体何の目的で作っていたのか、いまだに不明。
あの手作りのお酒たちは、
きっと今だに手付かずのまま実家の台所に眠っているんだろうなあ。
で、今回の梅酒企画。
市販の梅酒をゲットして
梅酒で煮てみたり
梅酒でソースを作ってみたり
梅酒をゼリーや寒天や葛で固めてみたり
ねりこんで焼いてみたり
いろいろやっています。
朝から試作をして
すこしずつ試食していくと
昼前には、いい感じにほろ酔い気分です。
午後からはちょっと眠くなったりして
完全におやすみモード
仕事をせねばと思うのだけれど
ホワ~ンと、なんだかいい気分で
仕事は、まあ明日でもいいか~って気分になる。
こんなことでいいのかと思いながらも
これでいいんだよ~ってもう一人の私が言う。
アルコールの威力ってすごい。
まっ、たまにはこんなほろ酔い気分もいいのかもね。
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