家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
ちょっと前に
うちの近所の立派なお屋敷の前に大きな車が何台も止まっていて
お引越しなのか
補強工事なのか
建て替えなのか・・・
って言う話を書いたんだけれど
その後、そのお屋敷はみるみるつぶされて
あっという間に更地になりました。
なんか、心が痛みましたねえ。
私の家でもないし
私がどうすることもできないのでだけれど。
家がつぶれるって
そこで暮らしていた人の時間が全部なくなるみたいで
まるで、最初から何にもなかったみたいで
でも、またそこに新しい家が建てば
まるで、昔からそういう景観だったかのように思うんだろうなあ。
以前、そこがどんなだったか、
あっという間に忘れてしまうんだろうなあ。
そういう意味では
町も生きていて
そこで暮らす人と共に変化していて
私もその変化の中で、知らず知らずに変化している。
そう考えると
今、ここで、暮らしていることや
今、ここで生きていることが
とても大切に思えてきますねえ。
コロナで目まぐるしく暮らしが変わり
何か、新しい時代が始まりつつある予感がする今日この頃。
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