家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
レタスって
買ってきたらまず芯を取り除くって言うのが
一昔前の料理本の定説でした。
芯のところをぎゅっと指で押すとボコっと下に落ちるので
そのまま真のところを指で引きあがれば
上手に芯が取れる。
1995年発行の
「材料の下ごしらえ百科」というの本にも
そんな風に書かれています。
いやあ、確かに昔は私もそうやっていたことがありますが
そうすると、ヘタを取った後の切り口が
あっという間に赤茶色になってくる。
それは仕方のないことだろうと、
昔は私も思っていたけれど
よくよく考えてみたら、
それって、芯を取り除いたからじゃないの?って思い始めました。
レタスの切り口はが赤茶色になるのは
レタスの中に含まれている乳色の成分が空気に触れて変色するからだそうで
断面を作ったことに原因があるのです。
となると、芯はとらない方が葉っぱの変色は防げるし
芯から水分を吸い上げるから、
葉っぱの鮮度も保てる。
レタスは、水分不足でしなしなになるので
水分をキープさせるのがおいしさを保つには大事なのです。
以上のことをトータルして考えると
レタスの鮮度を保つためにやるべきことは
芯を残したまま
必要な分だけ使う。
残ったレタスの切り口は、なるべく酸素に触れさせず
乾燥させないようにする。
そのために
私は、濡らしたキッチンペーパーをかぶせて、
ポリ袋に入れて保存しています。
これで、1週間くらいは、まったく問題なく
みずみずしいレタスを食べることができます。
今日のYoutubeで、レタスの保存方法も詳しく説明していますので
是非参考にしてください。
(824) わさびの香りが食欲をそそる、和風のレタスサラダ。レタスの上手な保存方法付き!レタスをモリモリ食べよう!!<レタスの海苔わさびサラダ> – YouTube
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