家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
京都でよく食べるものに
”ひろす”があります。
ひろすって
ひりょうずの訛ったもの
がんもどきの事です。
でも子供の頃から、ひろすって言ってるから、その方がしっくりきます。
厚揚げは、豆腐をそのまま油で揚げますが
ひろす(がんもどき)は
一度豆腐をつぶして揚げるので
そもそもの作り方が違います。
京都のお豆腐屋さんで売っているひろすは
中にニンジンや、きくらげや、銀杏など、いろんな具材が入っていて
それだけでごちそうです。
京都の嵐山にある
老舗豆腐屋さんを取材させてもらった事があるのですが
ひろすづくりは、とても手間がかかっていました。
東京では
一口がんものように、小さながんもどき(中には何も入っていない)が
スーパーで売られているので
時々かって、煮つけたりします。
一度つぶしてあることで
その隙間にだしが入っていくので
たっぷりのお出しで煮てタプタプした感じに仕上げるとおいしいです
そういう風に思うと
とうふ、あぶらあげ、あつあげ、ひろす
同じ材料なのに、それぞれの美味しさがあって
日本の食文化って、あらためてすごいなあって思ってしまいます。
(964) レンジ2分。やる気なくても作れます。作ってすぐに味がしみしみ。そうめんのお供にも!!<厚揚げのおかか煮> – YouTube
コメント
おはようございます。京都では、ひろす と呼ぶんですね。私の地域は←神戸は、ひろうす でした。
キクラゲ、銀杏、にんじん、入ってました。大きくて、焼いておかかポン酢、煮付けで食べてました。お値段もそこそこなんで、ごちそうでした。
関東のがんもどき。とはちょっと違う気がします。
懐かしいです。
新幹線で551豚まんの匂い大丈夫でしたか?あっ、551や。とたまに言う人がいたりしました。
エレベーターのマクドと同じ位存在感ありますよね。私も大好きで今はネットで買います。
京都のお豆腐屋さんもネットで探しひろうす 買いたくなりました。
ひろうすって言うほうが、関西では一般的かもしれませんが
京都では、ひろすっていう事が多い気がします。
確かに、関東のがんもどきとは、やっぱりちょっと違いますね。
551の豚まん。
けっこう、皆さん買っておられるので
お互いさまって感じになっていますよ。