家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
カレー粉って、材料表に書く時
私の中では、赤い缶のやつをイメージしているのですが
実は、カレー粉っていろいろありまして。
以前、スーパーには売られていない
本格的なカレー粉を頂いたことがあるのです。
それは、もうスパイスの香りがからだ中を駆け巡るような美味しさで
その時初めて、カレー粉にもいろいろあるということを知りました。
その後、そのカレー粉を入手しようとしたんだけれど
共同購入のメンバーにならないと買えないということがわかり
断念しました。
またある時
テレビの撮影スタッフの若い男の子と話をしていたら
どうも、私の思っているカレー粉とは違う感じがして
よくよく聞いてみたら
味付きのカレーパウダーの事でした。
スーパーで探して買ってきて、使ってみたら
ささっと振りかけるだけで
なんとなんとバー〇ンドカレーの香りになる!?
いやあ、びっくりしました。
一昔前だと
カレー粉と言えば、誰もが思い浮かべるカレー粉は同じようなものでしたが
多様化の時代というのでしょうか
自分の考えるものが、必ずしもほかの人の思うものとは違う
それを前提に、物事を考えないといけなくなってきたのかもね。
って言うか
そういうことをいちいち気にしていると、楽しくなくなってくるから
自分の思う事と違うものにであっても
面白がって、好奇心をもって接することが出来たら
人生、もっと楽しくなるって思うな。
コメント
深いコメントですね。
自分の常識と他人の常識は違う。
いろんなことで言えますね…
そんな中でも同じレシピをアレンジしながら活用できるっていいですね。
シンプルなレシピだからこそかもしれませんね。
情報があふれているために
逆に、いろんなことが見えなくなってしまっていますよね。
知りすぎているから、逆にわからなくなり
その一方で知らないことに気づかないから、かたくなになったり。
柔軟に、おおらかに、楽しく
そんな生き方、そんなレシピがいいですね。