でいりいおくじょのBLOG

2022.10.28

土鍋で余熱調理

余熱を使って料理をする方法は

もうかれこれ、30年くらい前に知りました。

 

普通の鍋でさっと煮た後

その鍋ごとを別の保温性のある入れ物の中にパカっと入れ

中の鍋の温度が下がらないようにする方法で

 

保温調理専用の鍋が売られていたのです。

 

最初は、私もそのなべを愛用していたのですが

 

ある時、

これって、保温力のある鍋を使えば、同じようにできるのでは?

って気づいて

 

保温力があるといえば土鍋!!

ってなったんです。

 

土鍋を使った保温調理

これはもう、理科の実験みたいで

来る日も来る日も、いろんなものを煮てましたねえ。

 

まるで理科の実験みたいで

本当に実験しながら遊ぶような感覚で、楽しかった~。

 

当初は、土鍋ごとバスタオルでくるんだりしていたのですが

 

少しずつ温度が下がった方が味がしみるので

ある時から、火を止めたら

タオルでくるまずに、そのまま放置するようになりました。

 

となると、保温しているわけではないので

保温調理という呼び名がおかしくなり

その時から、余熱調理と呼ぶことにしました。

 

つまり鍋自体が持っている余熱で調理するという意味です。

 

どんな鍋がいいか、

鍋の材質、形など

いろいろ実験をしましたねえ。

かれこれ20年以上前です。

 

一時期

狭い我が家の台所に

土鍋が10個以上あった時期もありました。

 

もともと、土鍋の持つ温かさが大好きで

土鍋に日々触れながら料理をするのが、正直楽しかったのです。

 

以来、土鍋は我が家には欠かせない調理器具になりました。

 

今日のYoutubeでは、

土鍋で作る煮物を紹介しました。

 

これ、誰でも失敗なく作れるので

是非是非お試しあれ。

(800) マスターすれば一生もん!ほったらかしで味しみしみ。誰でも煮物名人になれます♪大根ミニ講座付き<大根と厚揚げの炊いたん> – YouTube

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

コメント

  1. ママデューク より:

    保温調理は魚柄仁之助さんの料理本で知りました。グツグツ煮ないので素材が煮しまったりせずエグ味も出ない。しかもソレー効果で味は冷めている時に具材に染み込むので美味しくなる。火も使わず、ガス代は浮くし、後はほったらかしなので別の料理や料理以外の事も出来て良い事づくめ。画期的な料理方法だなと初めて知った時は驚きました。最初はお義姉さんかくれた保温調理用の、鍋が二重になっている保温調理鍋(魚柄さんは「はかせ鍋」と言っていました)を使っていましたが、鍋が2個あるので洗い上げが面倒で今はあまり使っていません。
    その後は、専ら奥薗姐さんの本「もっと使える!土鍋レシピ」のラタトゥイユや親子丼さつま芋の豚汁などをヘビロテで作って、専ら土鍋での保温調理をしてました(働いてる時に奥土鍋を買おうかと思ったのですが、結局買わなかったのはご勘弁🙇‍♂️)
    厚揚げの炊いたん(気づかなかったのですが土鍋レシピの本にも載ってますね)一緒にyoutube 観てた母が「作って」とリクエストしてきたので作ろうと思っています。ちくわとゆで卵入れたおでんも作るの楽しみです😆
    長々と失礼しました🙇‍♂️それでは失礼致します🙇‍♂️足立区一のお調子者f@

    1. 奥薗壽子 より:

      よくご存じですね。
      そうなんです。最初は、早稲田大学の小林先生という方が開発された、”はかせ鍋”が最初です。
      その後、それをもとに作られたのがシャトルシェフで
      その後、シャトルシェフに煮たものが、象印(迷う瓶を作っている会社だから次ぐに作れる)と科も発売されました。
      私は、全部使ったことがありますが
      おっしゃる通り、二重構造なので、外側の鍋を洗うのが洗いにくいのと
      内側の鍋が、意外に薄く、肉を炒めてから煮こもうとすると焦げ付くのが難点でした。
      結局、私もそれらの鍋から卒業して土鍋に行き、今に至っています。
      やっぱ、シンプルイズベストなのかなと思います。
      大根と厚揚げんの炊いたん、是非是非作ってみて下さいませ。

  2. ママデューク より:

    奥土鍋は土鍋で炒める事が出来るというのに物凄く惹かれたけれど、結局諦めてしまいました。自分が奇跡的に再び働き出して経済的な余裕が出来た暁には買いたいなぁと今は夢見ています。それでは失礼致します🙇‍♂️足立区一のお調子者f@

    1. 奥薗壽子 より:

      奥土鍋は、硬質の粘土を使っていて、加熱により膨張率が少ないため炒めものができるのですが
      でもまあ、できるのは事実ですが、フライパンで炒めてから入れるのもいいと思います。

  3. Ryoko より:

    昨日、「大根と厚揚げの炊いたん」作ってみました!本当に味がしっかり滲みていて、とても美味しかったです。大学生の息子にも好評でした。
    私も先生の「もっと使える!土鍋レシピ」と奥土鍋を長年愛用していて、家族のお気に入りのレシピが沢山あります。あの本に載っている大根と厚揚げの煮物は昆布だしですが、今回初めて煮干しだしで作ってみた結果、濃い旨味に驚きました。普段、煮干しだしは味噌汁に使うことしかなかったのですが、今後は煮物などにも使ってみようと思いました。
    いつも簡単で美味しい料理を教えて下さり、本当に感謝しています。これからもよろしくお願い致します。

    1. 奥薗壽子 より:

      作って下さってありがとうございます。
      土鍋の本の時は、説明なしでいきなり煮干しが出てくると変な感じがするし
      そのまま入れっぱなしにすることや、はらわたを取らなくてもいいのかとか
      いろんな疑問を生んでしまうので
      本では使いにくいんです。
      今回Youtubeで煮干しが使えて、私もうれしいんです。
      かつお節好きなんですが、煮干しも大好きなんで、また煮干し料理紹介します。
      これからもよろしくです。

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「送信」ボタンを押してください。

PageTop