でいりいおくじょのBLOG

2023.01.05

映画日記「天使にラブ・ソングを・・・」

今年のお正月は映画三昧です。

 

お正月はやっぱり楽しい映画がいいですよね。

ということで

 

「天使にラブ・ソングを・・・」

 

これはもう、

地上波のテレビでも放映されているし

今まで、何回も見ているのですが

やっぱり、何回見ても面白い!!

 

ざっとストーリーを説明すると

 

売れないクラブ歌手のデロリスは

殺人現場を目撃したことで

ギャングに追われる身となり

修道院のシスターになって身を隠すことになります。

 

禁欲的な修道院の暮らしになじめない彼女に

割り当てられたのが、聖歌隊の指導。

 

最初は、ばらばらで聞くに堪えられない歌だったのが

彼女の指導の下に

今まで見たこともないような、素晴らしい聖歌隊へと変貌していく

というストーリです。

 

 

この映画の面白さは、そのストーリーはもちろんなんですが

 

デロリスとかかわった人たちが

既存の価値観を壊して、

自分では気づいていなかった夢や可能性に気づいていくところ

 

そこがすごく気持ちよく

壁を壊し、乗り越えることで

あきらめていたことに、きちんと向き合って一歩進んでいくのが

痛快なんです。

 

例えば、聖歌隊が歌う讃美歌の形を

完全に崩して

より楽しい、エンターテイメントに仕上げていく。

 

そうすることで

教会に行って讃美歌を聞くなんてつまらないと思っていた若者たちまで

面白そうだと集まってくる。

 

毎週行われるミサに

たくさんの人が集まるようになり

 

たくさんの寄付も集まる。

 

歌っているシスターたちも

今まで、歌うことに自信がなかったのに

デロリスの指導の下、聖歌隊にやりがいを感じ

みんなの前で歌うことを楽しみながら歌えるようになる

 

シスターとはこういうものであるという

殻を打ち破っていくことで

それまで、なんか神聖で容易に話もできないようなイメージだったシスターが、

すごく人間味を帯びてくるんです。

 

神聖さがなくなったことで

逆に、親しみが増し、好きになるんですよ。

 

ちょっとしたたかさもあり、ずるさもあり

茶目っ気があり、すごくいい感じ。

 

地域の人たちとの距離が縮まったことで

結果として、地域への奉仕活動もしやすくなる。

 

まさにいいことづくめ。

 

自分の周りにある、見えない壁って

きっかけさえあれば

意外に簡単に打ち破れるのかも

って思わせてくれる映画です。

 

ちなみに、

「天使にラブ・ソングを・・・2」

もあり

(これも、見ましたです、はい)

 

こちらは、高校が舞台で

音楽科の生徒たちに歌を教えて

廃校寸前の高校を救うストーリーです。

 

こちらも、楽しくって、ほろっとして、泣けて、最後は感動します。

 

こちらもおすすめ。

 

いずれにしても

新しい一歩を踏み出すための

背中を押してくれる映画。

 

めちゃ、よかった~。

 

天使にラブソング

コメント

  1. ママデューク より:

    「天使にラブソングを」は歌・音楽が楽しくて大好きです♪聖歌を歌うシーンをたまにyoutubeの動画で観ます♪原題「sister act」を「天使にラブソングを」と訳したのはセンスがいいなぁとボクは感じました♪
    以下は以前観た時の感想です♪
    今年も料理だけでなく、映画感想も楽しみにしています♪

    それでは良い映画を沢山観て良い人になって下さいね😉サヨナラ・サヨナラ・サヨナラ👋足立区一のお調子者f@

    「天使にラブ・ソングを…」(監督エミール・アルドリーノ主演ウーピー・ゴールドバーグ 100分)
    話の内容は、愛人のギャングのボスの殺人を目撃したクラブ歌手が、警察の手配で修道院に入って匿ってもらう話
    ギャングの手下に追われる時の、厨房で働いてる人達を押しのけたり倒したりして逃げる演出がベタだけど良かった(最後にももう一度厨房で逃げるシーンがある)
    クラブ歌手のヤサグレた生活感が弱いので、後の方の尼僧の修行にやりがいを見つけ真面目になる時とのコントラストが弱く、オモロさも弱かった(夜に修道院を抜け出してバーに行くのが精一杯のヤサグレ演出というのが残念だった)
    聖歌を世俗的なリズムで楽しく歌う事を、神様は許すどころか奨励しているという感じが出ていたのも良かった
    修道院から聞こえてくるリズミカルな聖歌を聞いて、ミサに関心のないヤンチャな若者達が修道院に入ってくる演出も良かった
    尼僧達の地元の人達との地域交流活動も楽しそうだった
    リノのネオンきらめくカジノ街をカジノ街に似つかわしくない尼僧達がぞろぞろ歩いたり、ギャンブルしている人達の合間をぬって尼僧達が主人公をさがす、カジノと尼僧のギャップがコミカルだった(主人公をさがすフリをしてスロットマシーンしている尼僧がいるのも、ベタだがコミカルだった)
    最後の法王の前での、最初は伝統的で厳かな歌い方の聖歌、その後はリズムにのった聖歌という演奏も楽しかった
    全般的に
    クラブ歌手のヤサグレたエピソードは弱かったが、クラブ歌手が修道院の生活に馴染んでいく感じや世俗的なリズムで楽しみながら歌う聖歌の楽しさで楽しく観れる
    太った欲求不満そうな尼僧やオドオドしていて可愛い感じの尼僧、年配の味のある尼僧達など尼僧達のキャラも良かった
    神様は世俗的なリズムにノッて楽しみながら歌う事を禁止なんかしていない、むしろ奨励している、修道院が楽しみな場所になる事を嬉しいと思っているのではないか?とボク的に感じた作品。
    ヤサグレたクラブ歌手が世俗的な生活から離れた尼僧達の中に溶け込んでいくと言うのは、ギャングの娼婦が世俗的な生活から離れた教授達に匿われるハワード・ホークス監督の「教授と美女」の面白さにアイデアが似ているなぁとボクはひとり思った。

    1. 奥薗壽子 より:

      「天使にラブ・ソングを」この映画は、何回見ても名作だなと思いますねえ。
      痛快で、テンポよく、
      シスターたちが、なんかちょっとずる賢くなったりするところもいい感じ。
      素晴らしいです。

  2. ママデューク より:

    ネタばれ注意‼️
    あまり高評価ではないので、恐縮ですが、「天使にラブ・ソングを2」も観ているので感想をコメントさせて下さい🙇‍♂️
    ネットニュースでは「天使にラブ・ソングを3」が製作されるらしいです♪高齢の尼僧で存命中の人は出来るだけ出演させるみたいな記事がありました♪

    それでは以下は「天使にラブ・ソングを2」を観た時の感想です♪

    それでは良い映画を沢山観て良い人になって下さいね😉サヨナラ・サヨナラ・サヨナラ👋足立区一のお調子者f@

    「天使にラブソングを2」(監督ビル・デューク主演ウーピー・ゴールドバーグ 107分)
    話の内容は、荒れた高校を歌で立て直す話
    オープニングのピアノ演奏バックのラスベガスのネオンのショットのシーンが良かった
    学校の荒れ方が、ラップして騒いで先生の話を聞かないとかイタズラで先生の椅子に接着剤を塗るとか弱いので、立ち直る時の感動も薄かった
    校内で歌う聖歌「OH,happy day」のチビの黒人の男の子の歌声が良かった
    寄付を集める時のウーピー・ゴールドバーグの歌の見せ場が良かった
    修道僧の車の運転が荒く、周りで走っている運転手達に怒鳴りちらしながら運転するのが、ベタだけどコミカルだった
    最後のコンテストの、ダンスあり、ラップありの合唱「joyful,joyful」はとても楽しそうで良かった
    エンディングの音楽も楽しかった
    全般的に
    今回は悪ガキ達を立て直す話にしたが、悪ガキ達の荒れ方が弱いので、立ち直る時の感動は弱かった
    今回も音楽は楽しかったが、前作のような荘厳な修道院で世俗的なリズムで楽しく歌うというギャップの面白さは弱かった
    音楽が楽しく、映画にとって音楽は大事だなぁと改めて感じた作品

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