でいりいおくじょのBLOG

2015.11.13

鶏むね肉のみぞれ鍋

今日は、外で打ち合わせなどがあり

帰ってくるのがちょっと遅くなってしまったので

夕飯は、簡単に作れる鍋にしました。

私は寒がりなので、冬は正直好きではないのですが

鍋物がおいしい!という点では、冬はいいですね。

野菜がたっぷり食べられたり

体が温まって、おなかにやさしかったり。
 

今日は、時間も遅いので

さっぱりヘルシーな鶏むね肉のみぞれ鍋にしました。
 

鶏むね肉の下処理にポイントがあります。
 

鶏むね肉って、うまみがあるので入れるとスープがおいしくなるんだけど

鶏むね肉自体は、どうしてもパサついたり、硬くなったりしがち。

更に、そのまま煮てしまうと、うまみが流れ出してしまうので、

なんだか出し殻みたいになって、おいしくなくなるんですよね。
 

そこで、それを防ぐための対策として

まずは、そぎ切りです。

私が胸肉を料理するときは、たいていそぎ切りにするんですけど

それは、そぎ切りだと厚みが均一になるので

短時間で均一に火が通るので、パサつきを抑えることができるんですね。
 

皮を取って、縦半分に切ってそぎ切りです。
 

そしたら、ここで塩をもみ込んで下味をつけるんです。

普通、鍋物の具に下味ってあまりつけないと思うんですけど

鶏むね肉に限っては、塩をした方が、塩の保水作用もあって

確実においしく食べられます。
 

更に、もう一つ、片栗粉をまぶすんです。

片栗粉をまぶすと、まったく固くならないのと

表面の片栗粉に火が通ると、鶏肉が独特のつるんとした食感になって、さらにおいしくなるんです。
 

鶏むね肉1枚に対して

塩 小さじ1/3

片栗粉  大1
 

くらいが目安です。
 

作り方としては

鍋に水と昆布(1×10センチのものをキッチンはさみで細く切る)を入れて火にかけ

沸騰したら、塩とみりん少々で味を調え、

豆腐やネギ、キノコなんかを先に入れ

鶏肉以外の具材が煮えたところで

最後に鶏肉です。
 

鶏肉を入れたら、あまり触らず、表面の色が変わるまで待って

(触ると片栗粉がはがれてしまうので、注意してね)

大根おろしを入れて、一煮立ち。
 

再び沸騰したら、三つ葉を散らして食卓へ。
 

鶏肉と大根は、あまり煮過ぎないほうがおいしいです。
 

食べるときは、ポン酢しょうゆでもいいのですが

湯豆腐のたれみたいな、しょうゆベースのカツオのうまみのきいた

麺つゆ風のたれなんかもいいですね。

わさびをちょっと添えるのが、私は好きです。
 

もう少し寒くなったら、鶏肉にまぶす片栗粉の量を少し増やせば

スープにとろみがついて、それもまたおいしいものです。

大根の代わりに、かぶをつかったり

ゆずの皮を散らしてもいいですよ。
 

*********************
 

今日のお弁当
 

鶏ささみのゆかり焼き

カボチャのじゃこ煮

人参と竹輪のきんぴら

ブロッコリー、ミニトマト

卵焼き
 

カボチャのじゃこ煮は、カボチャをじゃこの塩分とうまみを生かして

醤油とみりんを控えめにして煮ます。

甘いカボチャもおいしいですが、塩味で煮たカボチャもいいものです。

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