家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
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「孤独のグルメ」を見ていて
自分の行ったことのあるお店が出てくると
なんだかうれしくなって、テンション上がります。
アフガニスタン料理のお店もその一つ。
2年くらい前に、息子とアフガニスタン料理ってどんなんだろうねーなんて言って
食べてみたのが最初で
以来、すっかりはまって、通っています。
娘の友達の中に、「孤独のグルメ」にはまっている子がいて
アフガニスタン料理の話をしたら、行ってみたいというので
みんなで行ってみました。
まずは
トゥルシーというピクルスを前菜にして乾杯！
シナモンっぽいスパイスが香り、甘みの少ないさわやかなピクルス。
シャキシャキした歯ごたえもよく、これで一気に食欲全壊！！
鶏とパクチーのサラダ、そしてパパド
細切りの蒸し鶏にたっぷりのパクチーを合わせたサラダは
家でもまねできそうです。
パパドはマメの粉で作ったお煎餅のようなもので
インド料理屋さんとかで、カレーに添えてあったりするのですが
ここでは、スナック感覚で食べるようです。
次は串焼き。
上から、羊の肉のカバブ
タンドリーチキンのような味のムルグ
羊肉のひき肉で作った肉団子のコフタ
いずれも、いい感じにスパイスがきいていて、肉が軟らかく
口に入れると口いっぱいに肉のうまみが広がります。
続いては、五郎さんも食べていた羊の鉄鍋（カラヒー）
直径20センチくらいの鉄の鍋で調理して
その鍋ごと食卓に乗せる感じです。
羊の肉とトマトをさっと炒めてあるだけなんだけど
肉は柔らかく、何とも言えない旨みがあり
鍋底にたまった焼き汁をナンにつけて食べると、さらに極上のうまさです。
なんの後ろに移っている白い飲み物は
乳酒！！
乳酒というとシルクロードで作られていたとい乳酒を
ドキュメンタリー番組で見たことがあって
それは、馬の乳から酒を造っていたのですが
この乳酒は、酸味はなく
どちらかというと日本酒の濁り酒っぽい味で、さっぱりしています。
でも、かなりアルコール度数は高そうです。
この後は
焼きトマト、
アフガニスタンマントウ（羊のひき肉が入っていて、ヨーグルトがかかっている）
茄子とトマトの炒め物
ブラニー（ほうれん草のニラの炒めたのをナンで包んで焼いたもの）
などを食べて、
最後の〆は、五郎さんも食べていたラグマン
羊のひき肉、トマト、しし唐などを、ごま風味のたれで和えた和え麺
写真は混ぜてしまった後なのですが
パスタっぽい面に羊のひき肉とゴマの風味がよくからんで
辛さは控えめだけれど旨みがあって
これもまた、病みつきになるおいしさでした。
アフガニスタン料理
やっぱり、何度食べてもおいしいです。
ごちそうさまでした。
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