家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
今日は、奈良県の大和郡市で行われる食と農のフォーラムに出席しました。
今回は、まず基調講演をして
その後に行われるパネルデイスカッションにも出席。
いつもならパネラーの一人として、意見を言わせていただくところが
今回はコーデイネーターということで
司会進行をさせていただきました。
正直、本当にめちゃめちゃ緊張しました。
講演よりコーデイネーターのほうが、慣れない仕事なので
ドキドキしますねえ。
でも、会場の和やかな雰囲気に助けられ
なんとか、無事終わることができました。
よかった~。
一つ、かわいいお土産をいただきました。
大和郡山市といえば、金魚が有名ですが
地元高校背が考案されたという、金魚の箸袋
裏と表が紅白になっている紙を折って作ってあるんです。
なんか、すごくないですか?
さてさて、
せっかく奈良県に来たので
奈良のおいしいものを食べに行きました。
地元でおいしいと評判の小料理屋さんです。
その名も“奈良”
カウンターにその日のおばんざいと、その材料が所狭しと並んでいて
食べたいものを、これとこれという風に注文できるシステムなんですけど
あまりにもたくさんあって、何を注文していいか見当もつかず
とりあえず、お任せでお願いしました。
まずは白和え
普通白和えって、2~3口程度が緒論と上品に盛り付けられたりしてると思うんですが
こちらの白和えは、大きめの器にたっぷりたっぷり。
しかも和え衣がトロリとなめらかで濃厚で、めちゃウマ。
私の予想では、この衣、豆腐ではなくくみ上げ湯葉を擦りつぶしたものなのでは?とおもったりしました。
具はシメジとホウレンソウがたっぷり。
このシンプルな具の組み合わせもおいしいかったです。
次は春巻き
これも普通の春巻きではなく
肉じゃがみたいな味のジャガイモと豚肉が入っているんです。
ジャガイモがちょっとに崩れているくらいで、形がごつごつ残っていて
そのジャガイモのホクホクした甘辛味と、パリパリの春巻きの皮の組み合わせが最高で
さらに、肉がハムのような柔らかい薄きり肉で、しっかりと存在感があり
肉のうまみもしっかり口に広がり、食べごたえも十分。
今まで食べたことのない、おいしさでした。
次はなす田楽。
上に乗っている味噌が鶏のひき肉入り味噌そぼろで
ご飯のおかずになる一品。
横に添えられている銀杏の塩煎りも、おいしかったです。
次は生すし(しめさばですね)
出てきた瞬間、何これ????って思いました。
今まで見たことのないタイプのしめさば。
塩は薄めで、使っている二杯酢も薄目で
ネギ、青始祖、しょうがの薬味がたっぷり。
でも、そのたっぷりの二杯酢と一緒にスプーンですくって食べてみると
今まで食べたことのないような、やさしい味付け。
しめさばって、きりっと塩と酢が効いているのもおいしいですが
こんな風に、全体にほのかな優しい味のもイケます。
次は、ぶり大根のと鴨ロース
この後、里芋のから揚げやら、ゴボウのお餅やらを食べて
最後の〆は焼きサバすし
おなかいっぱいで全部食べ切れず
包んでもらって、明日の朝ごはんです。
今日は、奈良でおいしいものを満喫!!
まだまだ、食べたことのないおいしいもの、たくさんありますねえ。
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