でいりいおくじょのBLOG

2015.11.10

サンマのおろし煮

サンマ漁について、

漁獲量が低迷しているとか

例年に比べて高値だとか

いろいろ言われているけれど

それでも、うちの近所のスーパーでは一尾98円なので

庶民の台所にとっては強い味方です。

まあ、たしかに、
98円のサンマは、ちょっと小ぶりで

もう少し丸々していて大きいやつは、もう少しお値段も貫禄があるけれど

小さいサンマは小さいサンマで、フライパンでも調理しやすかったり

量も、これくらいの方が食べやすかったり。
 

今日は、サンマのおろし煮です。

おろし煮って、普通に大根おろしを入れて煮るだけのやり方もあるけれど

せっかく大根おろしを入れるなら

ちょっと油の力を借りて、コクをプラスしつつさっぱり食べるのがおいしいと思うんですね。
 

なので、一度油で揚げてから大根おろしで煮る方法もありますが

それはさすがにめんどくさい。
 

なので私は、小麦粉をまぶして焼いてからさっと煮るんです。
 

サンマは頭と内臓を落として、おなかの中をきれいに洗い

水けをふいて小麦粉をまぶし、フライパンで両面こんがりと焼きます。
 

小麦粉をまぶすことで、皮がカリッと香ばしくなるし

煮汁の味もしっかりとからみます。
 

大根おろしの水分をそのまま全部使いたいので

煮汁はあくまで少なめ。

味付けは醤油とみりんでごく薄味に。
 

サンマ2尾だったら
 

水 100cc

しょうゆ、みりん 各大1

酒  大2
 

私、これくらいの少ない煮汁にして

蓋をして煮ちゃう。
 

これも、普通に魚はふたをしないというのが鉄則なんだけど

(魚の生くさいにおいがこもるので)

私はあえてふたをして煮ちゃう。

先に焼いているので、ふたをすれば2分くらいで、中まで火が通るし

短時間でさっと火を通した方が、結局身もふっくら、おいしく仕上がるんです。
 

サンマに火が通ったら、大根おろしを汁ごと入れて

さっと一煮立ち。
 

器に盛って、青ネギを散らし

食べるときに、ポン酢しょうゆを好み出かけて、出来上がり。
 

最後にポン酢しょうゆで、仕上げるので、最初の煮汁はごくごく薄味でもいいってわけ。

でもですね、小麦粉のおかげで煮汁に少しとろみがつき

しっかりサンマに絡むので、薄味でも結構しっかり味はついているのです。
 

煮魚というと、どうしても醤油とみりんと砂糖で、こってり濃いめの味で煮るイメージがありますが

(確かにそれはそれでおいしいんだけど)

塩分も気になるし、もっとさっぱりと食べたいときもあるでしょ?
 

そんな時にも、このやり方でおろし煮にすると

油のコク、大根おろしのうまみ、ポン酢しょうゆの酸味と香りのおかげで

さっぱりしていて薄味なのに、ご飯のおかずになる一品に仕上がります。
 

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今日のお弁当
 

鶏団子と人参の甘辛煮

エノキとチーズのベーコン巻き

キャベツとわかめのナムル。

蒸しブロッコリー、ミニトマト

卵焼き
 

鶏団子は、昨日の鍋のために作ったのを、生のままおいておき

朝、ニンジンと一緒に煮ました。

醤油とみりんと砂糖で味付けした煮汁を沸かし

沸騰したところに入れ、ニンジンとともにガーっと煮るだけ。

生の鳥団子を、味付けした煮汁の中で煮ることで

中までしっかり味が入り、しっとり柔らかく仕上がります。

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