家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
枝豆の季節ですねえ。
豆類全般好きなので
枝豆も、もちろん大好物。
スーパーに行ったら、必ずと言っていいほど買っちゃう。
枝豆というと、なんとなくビールのおつまみって感じがしますが
下戸の私にとって
枝豆は夏のおやつです。
ゆでたてはもちろん、
冷蔵庫に入れて冷たくなったもの大好き。
今日は枝豆のゆで方の話です
もう10年以上前に、野菜料理の本を出したときに紹介したやり方があります。
その後、家庭の医学でも紹介したことがあるので
もしかしたら、実践してくださっている方もいるかもしれません。
じつは、その方法なんですけど、その後もどんどん進化したので
今、私がやっている方法を紹介しますね。
まず枝豆を買ってきたら
フライパンの中にバサッといれて、フライパンの中でじゃぶじゃぶ洗い
あとは枝豆をおさえながら水を切るんです。
つまり、洗うためのボウルやざるなんかも、使わないんですね、最近の私。
ますます、ずぼらになっている・・。
で、多少、水が残っていようが気にせず
そこに塩を小さじ1/2~1くらい入れ
フライパンの中でわっさわっさと混ぜちゃう!!
塩の量は、枝豆の量にもよるし、
おやつで食べるのか、おつまみにするかで塩分お好みって変わるので
そこは、自分お好みの塩加減を見つけてください。
(1~2回やれば、だいたい見当がつくと思います)
あとは、ここに水100ccを入れて、ふたをし、火にかけます。
沸騰するまでは強火
沸騰したら中火にし、加熱時間は3~5分です、
あとは、ふたを開けて、一つ食べてみて
いい感じに火が通っていたら、ふたをずらして湯を切っておしまい。
このやり方のいいところは
まず、お湯を沸かす手間がいらない。
ざるやボウルなどの洗い物がない。
でも、それだけじゃなくて
少ない水分で蒸し茹でにすることで
味や、香りや、栄養価の損失が少ないので
確実においしく、ヘルシーに仕上がるってことです。
しかも、塩をまぶしてから、たっぷりの湯に投入してゆでるのと違い
塩がしっかりからみついているので
塩が効果的に効き、豆本来の甘みがぐっと引き立ちます。
蒸し時間ですが
3~5分って短くない?って思うかもしれませんが、
買ってきてすぐの豆なら、これくらいで十分柔らかくなるんです。
まあ、ふたがピッタリ閉まっていないと、もう少しかかるかもしれませんが
思っているよりは、早く火が通ります。
枝豆には、良質な植物性たんぱく質が豊富に含まれているだけでなく
カリウム、食物繊維、鉄分、ビタミンB1、葉酸など
夏の時期積極的に取りたい、ビタミンやミネラルがたっぷり含まれているので
夏バテ予防や疲労回復効果を期待して、おいしく食べるのもおすすめです。
最近はスーパーに
いろんな種類の枝豆が売られているので
あれこれ試してみて、食べ比べてみるのも楽しいですよ。
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