家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
来週から新しい本の撮影が始まるので
そのレシピ作りに追われ
毎日でいりいおくじょのを更新すると自分なりに誓いを立てていたのに
とぎれてしまいました、すいません。
それにしても、夏バテ予防には、栄養と睡眠といわれていますが
今回、徹夜してみて、それが身にしてみてわかりました。
夜中に食べると体にも悪いし、眠くなるので
ひたすら飲まず食わず寝ずで、パソコンに向かっていたら
だんだん手先がしびれてきて、頭がぼーっとしてきて
やがて、考えがうまくまとまらなくなってきて、
変だぞ、変だぞと、思っているうちに
今度は椅子に座っているのもつらくなってきて
あっ、と思って、あわててお茶を飲み、その辺にあったバナナを食べ
いつも持ち歩いている塩入キャンデーをなめなめ
そうしたら、みるみる靄が晴れるみたいに頭がすっきりして
手足の先も温かくなってきて、滑らかに動くようになって
ああ、脱水症状と低血糖を起こしていたのだと気付いたのでした。
年齢とともに、のどの渇きなどの変調に気づきにくくなるので
気づく前に、早め早めにお茶を飲んだり、何かを口にしたりしないといけないと
わかっちゃいたんですけどね
自分だけは大丈夫と、どこかで過信していたのかもしれません。
気をつけねば、です。
さてさて。
そんなこんなで、ようやくレシピも何とか書き上げ
(これから、更に試作を重ねて精度を上げるんですけど)
今日は、やっとミニトマトが料理できます。
今日、作ったのは、我が家の定番とま玉丼!!
トマトと卵で、とま玉丼!!
いつもは大きなトマトをザクザク切って、使うんですけど
これを、ミニトマトでやったってわけです。
フライパンにミニトマトを入れて火にかけます。
洗ったミニトマトって表面に水分がついているから、脂が熱くなったところに入れると
油がはねて危ないので、先にミニトマトを入れて火にかけ
表面の水分が乾いた感じになったところで油を入れた方が、危なくないですよ。
油はごま油でもオリーブオイルでも。
大きいトマトを切ったのだと、手早く炒めないと水気が出てぐちゃぐちゃになるんだけど
ミニトマトだと、むしろじっくり炒めて、
皮がプチンとはじけてきたら、それを木べらでさらにつぶした方が、卵とのなじみがいいですね。
木べらでつぶすときは、フライパンのふちに押し付ける感じで
プチっとはじけた汁が自分の方に飛ばないように気を付けて。
この時、トマトがめっちゃ酸っぱい時は
ほんの少し、隠し味に砂糖を振ると
若干酸味が和らぎます。
あとは、塩と青ネギの小口切りを混ぜた卵を入れて大きく混ぜ、
半熟になったところをご飯にかけるだけ。
卵を流しいれたら、火を止めて、余熱で卵に火を通すと
上手にとろりと仕上がります。、
あっ、その前に、ごはんの上には、おかか醤油を広げておくの。
食べるときに、おかか醤油と、トマト、卵を混ぜ混ぜしながら食べのですよ。
そうすると、味付けも、これで決まるし
醤油だけを後からかけるよりも、この方がうんとおいしいのです。
見ためもきれいだしね。
今回はあっさりバージョンでやりましたが
卵の中に、ピザ用チーズを入れても美味しいですよ。
このとま玉は、パスタやそうめんにかけるのもおすすめ。
ちょっとカルボナーラポイ感じで、さっぱり食べられます。
ミニトマト、だんだん少なくなってきたけど
まだまだ、最後まで使い切りますので
楽しみにしていてくださいね。
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