奥薗壽子のなべかまぺえじ

2023.04.28

スープの楽しみ

ごはんの時に、ちょっとした汁ものがあると嬉しいものですね。

最近は、インスタントのスープでもよくできたものがあるし

固形のスープの素とか、だしの素なんかも

いろんなものが売られているので

スープって、すごく簡単に作れる料理になりましたね。

そういうのも、私は上手に利用したらいいとは思うんだけれど

私は、だしの旨味と具材の組み合わせを考えるのも

スープ作りの楽しさだと思っています。

だしの旨味というのは

ベースになる旨味を、

煮干しにするのか、鰹節にするのか、肉の旨味を使うのかっていうこと。

そんな風に書くと、なんかめんどくさいことのように思いますが

私のやり方は、インスタントのスープの素を使うのと、まったく変わりません。

だって、煮干もかつお節も、バサッと入れて引き上げないし

肉の旨味を使う時は、肉をバサッと入れて、そのまま具にしちゃうんで。

ほら、バサッと入れるって言うのでは、インスタントと変わらないでしょ？

でもね、やっぱり、天然のだしを使えば

天然の旨味が溶け出すので、この旨味はやっぱり格別です。

かつお節だと品の良い香りと旨味

煮干だと、雑味があるけれど、ガツンと濃い旨味

そして、魚のだしとして使えるもう一つのアイテムがちりめんじゃこ

これも、私はよく使うんだけれど

煮干よりも、品のいいだしがとれます。

しかも、煮干しをそのまま食べるのが苦手な人も食べやすい。

だしが決まれば、後は野菜を入れて煮るだけ

それだけで、おいしい野菜スープの出来上がり。

だしと、野菜の組み合わせによって

美味しさは無限にできます。

更に、そこに、辛味や、香りを足していくことで

更に、更に、美味しさの可能性は無限に広がります。

そういう風に考えていくと

スープって、本当に創造的な面白い料理なんです。

今日のYoutubeでは、

ちりめんじゃこをだしのベースに使った

キャベツスープを紹介しました。

アレンジもいろいろ紹介しています。

是非是非、作ってみて下さい。

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