でいりいおくじょのBLOG

2015.10.06

〆サバのサラダ

ショートヘアーは、洗ったり乾かしたりは楽ちんなのですが

マメにカットしないと、すぐにぼさぼさになってしまうのが難点。

なので、大体一か月に1回くらいのペースで美容院に行くことになります。

今日は、そんなヘアーカット日。

いざ、原宿です。

実は東京に出てきて、もう20年近くなるのですが

子供が小さい間は

日々の暮らしと仕事に追われる毎日で

自分の家の周りの狭い範囲しか行動していなくて

東京に住んでるといっても、原宿も表参道も、ほとんど歩いたことがなかったのです。
 

子供が成長し、

ようやく自分の自由な時間を持てるようになったのはここ1~2年くらいのことで

時間を見つけては、田舎者丸出しで街を散策して楽しんでいます。
 

原宿や表参道を歩いていると

もしも、10代のころ、東京に住んでいて

こんなところで友達と遊んでいたら、その後の人生変わったのかなとか

想像するのが楽しくて
 

だから月に一回原宿で髪の毛を切った後は

今の自分の年齢とか忘れて、10代20代のころの気持ちになって

おしゃれなカフェに入ったり、普段は食べないようなものを食べてみたりして

一人タイムスリップして楽しんでいます。
 

でも、さすがに、おしゃれすぎる服屋さんには、年甲斐もなく気後れして入れず

いつかそういうお店も、ふらっと入れるようになりたいな。

無理かなあ…。
 

さてさて、そんなこんなで、

今日も原宿、表参道、一人ツアーを楽しんだ後

一気に現実に戻って、夕飯作り
 

帰りにスーパーによって、食材を物色していたら

おいしそうな〆サバを発見!!

魚屋さんが作っている〆サバって、結構おいしいんです。
 

関西人、特に京都の人間は、〆サバには思い入れがあって

なんといっても福井から伸びている鯖街道の終着点が京都で

その昔、福井で水揚げされたサバに塩をして、

京都についた時にはちょうどいい感じに塩が回っていて

その塩サバを使ってさば寿司を作ったそうで

海から遠い京都の中心街のものにとって

さば寿司はごちそう中のごちそうです。
 

そんなわけで、お正月とか、お祭りのお寿司といえば、さば寿司のことが多いですね。

親戚の中に、さば寿司作りの上手なおばちゃんがいて

お祭りのときなんかは親戚が集まって、大量にさば寿司を作ったりしましたよ。
 

京都のさば寿司の特徴は、しっかりさばを酢につけてあること

うちで作るさば寿司は、身が真っ白になるくらいまでつけるのが普通でした。
 

だから、九州に行って、見るからに生っぽいさば寿司を見たときには

正直ひえ~っと思っちゃいました、ごめんなさい。

九州ではさばを刺身で食べたりするから

酢にさっとつけただけのさば寿司でも、全然平気で食べちゃうんですよね
 

子供のころから、さばは食中毒をおこすから、しっかり酢につけないとだめで

生で食べてはいけないという風に刷り込まれて育ってきた私としては

どうしても、さばの刺身は苦手で

やっぱり、子供のころのすり込って、すごいですね。
 

今日、近所の魚屋さんで買った〆サバはしっかり漬かっているタイプ。

自分で作っても、それほど難しくないとは思いますが

おいしい〆サバを少し食べたいときは、買ってくるのもいいんじゃないかと私は思っています。
 

今日は、〆サバををサラダにしました。
 

〆サバって、お酒を飲む人にはいいかもしれないけど

それだけだと、ご飯のおかずとしてはちょっとボリューム不足。
 

すし飯を作って、お寿司にすれば、それなりに豪華になるけど

そこまでするモチベーションもないときは

生野菜と合わせて、サラダにするのがいいですよ。
 

そうそう、今日スーパーで、サラダ用の生野菜を買おうと思ったら

売り場の棚に、ずらーっとサラダ用のカット野菜が並んでいてビックリ。
 

サラダ用の生野菜が高いから、サラダ用にパック詰めにして、買いやすいようにしてあるんでしょうね。
 

でも、私はパック詰めされたカット野菜はあまり好きではないので

比較的値段の安い、三つ葉とカイワレとベビーリーフを買いました。
 

さて、〆サバサラダの作り方です。
 

生野菜と食べやすく切った〆サバをボウルに入れて混ぜ

オリーブオイルを入れて全体を混ぜたら

醤油、ワサビ、酢(少し)を混ぜたものを全体に回しかけて混ぜます。

あとは、器に盛り、食べる時にレモン汁をたっぷり絞れば出来上がり。
 

〆サバの甘酸っぱい味と、ワサビドレッシング、レモン汁が、

絶妙なコンビネーションです。
 

お好みで、手でちぎった焼きのりを散らしてもよく会います。
 

スモークサーモンや、お刺身用サーモンのサラダもおいしいですが

こんな風に〆サバをサラダにすると

〆サバの量が少なくても、ボリューム満点のおかずサラダになるのもうれしいですね。
 

自分で〆サバを作るのも、もちろんおいしいし、

満足感や達成感はもっともっとあると思いますが

市販の〆サバを使って、手軽にサラダを作るのも

おいしく青背の魚が食べられて、野菜もたっぷり食べられるのでお勧めです。

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