家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
この度、井之頭五郎さんが初の海外出張されるそうな。
きゃーっ、初の海外!!!
井之頭五郎さんは、今私が一番夢中になっている人なので
楽しみ、楽しみ。
・・・・・なんて言っても、井之頭五郎さんを知らない人には
何のことやらさっぱりわかりませんね。
実は、深夜にやっているTVドラマ「孤独のグルメ」の話です。
漫画の中の五郎さんも、すごーく素敵なんですけど
ドラマで五郎さん役をやられている松重豊さんが、本当にすごーくよくって
松重さんLOVE
です。
ストーリーは、インテリア雑貨商を営んでいる井之頭五郎が
お客さんとの打ち合わせのために、あちこちに出向いた先で
その街らしいお店に入ってご飯を食べるという、とっても単純なストーリ。
五郎さんが「腹が減った」ことを自覚し、
今日の俺は何腹か、自分の気持ちとおなかに忠実に、真剣にお店を探し
お店に入った後はメニューをじっくり吟味
毎回お決まりのパターンなんだけど、
料理を選ぶシーンまで毎回毎回ワクワクするんです。
更に松重さん演じる五郎さんの食べっぷりが、もう、本当にいいんです。
いわゆるグルメレポーターのような、オーバーリアクションではなく
淡々とまじめに食べる、その姿がもうたまらんのです。
ひたすらモリモリ食べ続ける、その食べっぷりの良さと
その表情を見ているだけで
もうたまらないくらいおいしさが伝わってきて
よだれが出てくる。
五郎さんの食べたもの、全部食べてみたくなります。
そんなわけで、今日は、焼き鳥を作りました。
以前、五郎さんが、あまりにもおいしそうに食べていて
ずーっと口もおなかも焼き鳥を欲しているような状態になってしまったのです。
焼き鳥というと
以前は、一口大に切った鶏肉とねぎやピーマン、キノコなどを串に刺して
フライパンで焼いて、作っていたんですけど
ある時、串に刺さない方が、鶏がこんがりおいしそうに焼けるんじゃないかと思って
やってみたら、確かにそのほうが、鶏肉がこんがり香ばしく焼けることが判明。
以来、うちの焼き鳥は、櫛に刺さずに鶏肉とねぎを焼いただけになりました。
(見た目は、焼き鳥ちゃうやん、と言われそうですが…)
作り方を書いておくと
鶏もも肉を一口大に切って、
鶏1枚につき、塩小さじ1/4~1/3をもみこみ
さらに小麦粉をちょっとまぶし、
オリーブオイルを入れたフライパンに、皮目の方を下にして入れて
あとは触らずにじっくりカリッとなるまで焼きます。
皮目が香ばしく焼けたら、あとはころがしながら
全体に香ばしい焼き色を付けながら焼きます。
途中、ぶつ切りにしたネギも入れ、
鶏から出てきた油で、これもじっくりこんがりと焼きます。
味付けは、鶏肉にもみ込んだ塩味だけで決まりますが
食べてみて、味が足りないようなら、最後に少しだけ塩も振ってもいいかもです。
串に刺してない焼き鳥は
お箸で食べやすいので、ご飯のおかずになるんですね。
お好みで七味唐辛子をかけて。
いや、その日の気分によっては、粗びきこしょうや、ほんの少しだけしょうゆ
というのも捨てがたいです。
いずれにしても白いご飯がモリモリ食べられる焼き鳥です。
コメント