家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
外国の料理を作る時
私は、たいていグッと日本人の口に合うようにアレンジして作っちゃいます。
その国で食べられている料理は
その国で食べられているように作るのが普通だと思うんですが
料理って、
気候風土や、他の料理との組み合わせや
もともと持っている味覚の方向性
って言うのがあるから
本格的にすればいいってもんではないと思うんですよ。
もちろん、
その国にすごく思い入れがあるとか
その国に旅行して、その時に食べたあの味を再現したい
って言うような場合には
限りなく本場に近い味を目指すのもありだど思います。
でも、そうじゃないなら、
自分の味覚に合うように、味を組み立てなおすのもいいんじゃないかと
思うのです。
例えば、ラタトイユ
これは、おフランスを代表する煮込み料理ですが
おフランスに行ったことがない私が
本場の味を作れるはずもないし
本場の味を作ったところで、
和食の味覚を持った私の味覚にしっくりくるかと言えば
それもまた別の話で。
だったら、ざっくりとラタトイユという料理の概念をとらえて
後は自分のイメージに近づけていく方が、しっくりくると思うんです。
つまりね、こう考えるの。
そもそもラタトイユって何かって言うと
トマトの入った野菜の煮込み料理
トマト味の野菜煮
ここさえ押さえておけば
ざっくりとラタトイユと言てもよさそうだ
って考えるわけ。
そうしたら、後は
和食の炒め煮をイメージして作ればいいことになります
そんなにたくさんの油を使わずに
野菜のおいしさを引き出して
そんなに濃い味付けにせず
野菜の味わいや香りを堪能できるような煮物
そうなると、味つけは醤油とみりん。
けれど、醤油とみりんの煮物にすると
せっかくの野菜の色が悪くなるから
ベースになるところは、やっぱり塩を使った方がいいな
そういう風に考えていくのです。
野菜のうまみを引き出すには
なんと言っても余熱調理がいいです。
もともとは、土鍋で作っていたレシピなのですが
フライパンの方が簡単なので
今日のYoutubeでは
フライパンを使った余熱調理で仕上げました。
野菜のおいしさをしっかりと味わえる一品
もはや、おフランスのラタトイユとはちょっと違うものになっていますが
これをラタトイユと言うのは
言ったもん勝ちってことで。
日本の食卓に、しっくりなじむラタトイユです。
是非是非作ってみて下さい。
(3432) 【夏の作り置きの決定版！】煮込み6分！！食べ方いろいろ。夏の野菜不足解消に！＜ラタトイユ＞ – YouTube
コメント
こんにちは。。私は元々はストレートの髪質でしたが30歳過ぎる頃からうねりが出てきて今は完全にパーマ当てたんかいって言うぐらいクルックルです。。クセ毛羨ましがられますが私にとってはコンプレックスの塊です…。。縮毛矯正は高くてとても行けません💧職業柄髪をくくるので平日クセ毛は気になりません。。休みの時ぐらいヘアアイロンで伸ばそうと思うのですがめんどくさくて結局後ろでくくります。。娘が小さい頃クルクルでした。これはおじいちゃんと父親の遺伝だと思います。今はロングヘアでヘアアイロンで伸ばしてますのでクルクルの面影はありません。。1歳の孫は(女の子)娘が小さかった頃よりクルックルです。。6歳の孫(男の子)はストレートです。。髪質っておもしろいですね。。
くるくるは遺伝ですよね。
私は、父がくるくるで、母がまっすぐです。
私の中の遺伝子が、途中で交代したみたいです。
最近、前髪がくるくるしてきまして
ヘヤーアイロンを買おうか迷い中。
そんな高いもんでもないけれど、前髪だけしか使わへんしなあ～～って
こんなどーでもいいことで悩むお年頃。
ラタトゥイユ美味しかったです。
毎夏ラタトゥイユは作りますが奥園流は野菜の旨みが出て美味しかったです。
食べる時は焼いたフランスパンにのせたり、浸したりするのが、おフランスぽくてお気に入りです。
ラタトゥイユをミキサーにかけてガスパチョ風も大好きです。
おフランスに行った事ありませんが。
また猛暑でもパパっと作れるレシピがあれば嬉しいです。
暑いのでお身体ご自愛ください
ラタトイユ、作って下さってありがとうございます。
フランスパンにのせて、おフランスっぽく食べる、いいですねえ～～。
ガスパチョ風もステキ♪
優しいお言葉、感謝です。