家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
料理研究家にとって必要なのは
反復に耐える力と
強靭な胃袋だな。
昨日もちらっと書いたんだけれど
料理研究家の仕事って(私だけかもしれませんが)
レシピを作るために
とにかく、同じ料理を繰り返し作り続けるので
本当に、同じものばっかり食べ続けているんです。
食材の切り方を変えたりとか
組み合わせを変えてみたりとか
調味料の配合や、入れる順番を変えてみたりとか
気になり始めたら、とことんやらずにはおれない性格なので
完成するまで、作り続けてしまう。
結果、朝昼晩、ずーっと食べ続けることになるわけです。
でもまあ
私、けっこう反復に耐えられる方なので
ずーっと同じようなものを食べ続けても、けっこう大丈夫なんだけれど
でも、自分が思っているよりも
実は飽きていて
心の中では、違うものを食べたいな~って思っているのかも
昨日、久しぶりに食事会に参加させてもらって、そう思いました。
でもね、
だからと言って、自分のために何かを作るという事はないんです。
正直に白状すると
自分のために作るのって、いまだに苦手なんですよね。
誰かのためだったら作れるのに
自分のためだと、なんか作れない。
私にとっては
自分のために料理を作ることは、最も難しいことの一つなんです。
でも、それを乗り越えたいなと思っているところ
これについてはまた明日。
あつ~~~~~
コメント
奥薗先生、こんばんは。初めてのコメント失礼いたします。
母親が忙しく、数年前から日々家族のために料理を作っている20歳の者です。色々な人に向け、たくさん考えて発信してくださっていることを、言葉の節々から感じています。
いつも奥薗先生のYouTubeを見て、「こんな工夫があったんだ!」と嬉しい発見をたくさんしています。(にんじんの千切りの方法や、きゅうりが転がらない小口切りの方法は目からうろこでした!)
昨晩は奥薗先生のレシピでミネストローネとコールスローを作り、とても美味しくできました。
料理好きに見える奥薗先生でも、自分のために料理するのは難しいという文面を見て、共感すると共になんだかほっとしてしまいました。
家族や大切な人たちからの「おいしい!」があってこそ料理し続けることができるんだなと日々感じます。
奥薗先生のおかげで、毎日の料理がとても楽しくなりました。いつも本当にありがとうございます。
お体に気をつけて、これからも無理せず活動していただけると嬉しいです。
コメントありがとうございます。
ご家族のために料理されているとのこと。大変なこともあるかとは思いますが
お母さんもご家族も、とっても感謝されていると思いますよ。
ミネストローネとコールスロー、美味しくできてよかったです。
私もすごくうれしいです。作って下さって、ありがとうございます。
私も子供の頃から家族のために料理をしてきました。
やらされていると思ったことはなく、自分で自由に工夫しながら作れるのが楽しかったです。
料理は、やればやるだけ上手になるし、楽しさも増えます。
自分らしく、工夫することもできるようになります。
楽しみながら料理して、家族のためになって、喜んでもらえるのですから
こんな素晴らしいことはありません。
これからも、楽しみながら作って下さいね。
分からないことは、何なりとご質問くださいませ。
コメント、本当にありがとうございます。