家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
映画の試写会に行ってきました。
「リボルバー・リリー」
リボルバーというのは銃のことで
その銃を自在に扱う美しい諜報員、小曽根百合が主人公。
主人公を演じるのは綾瀬はるかさん
なんかイメージにぴったりやわ。
前情報、それくらいの感じで見に行ったのですが
思った以上にハードボイルドな映画でした。
ストーリーをざっくりと説明すると。
時は大正13年
第一次世界大戦と関東大震災の傷跡が残る帝都東京
父を追ってきた謎の男達に一家が惨殺されるところから始まります。
けっこうハード。
謎の男たちは父親が見つからないとわかると
息子を探し始めます。
どうやら息子が大事な何かに関係している様子
そこからなんとか逃げ延びた、息子細見慎太。
その慎太の前に現れたのが、美しき諜報員小曽根百合。
彼女は銘酒屋の女将なのだけれど
実は、16歳から訓練されてきた凄腕のスパイ。
実は、逃げる直前
細見慎太は父から小曽根百合の所に行くように言われていたのだった。
期せずして小曽根百合と出会った慎太
追っ手を振り払いながらの逃走劇の始まりです。
細見慎太はなぜ狙われなければならないのか
なぜ小曽根百合と会う必要があるのか
父が息子に託したものは何だったのか。
そんな中、謎の追っ手が二人に追いついて…。
映画公開前なので
あまり詳しくストーリを書くとネタバレになるので、これくらいしか書けないのですが
大正末期の危うい日本を舞台にした
壮大なスケールの物語です。
この映画のいちばんの見どころは
なんと言っても
銃さばきと、アクションシーンのすばらしさ。
諜報員小曽根百合の衣装も見所です。
とても素敵なドレスを着て
敵と戦うシーン。
銃を撃つ姿もカッコいいけれど
素手でも戦うシーンも素晴らしくカッコいい
品の良いドレス姿で、繰り広げられるアクションは
おお~~~~~~~~~って息をのみます。
あの衣装で、あんなに動けるのか
この役が演じられるのは綾瀬はるかさんしかないんじゃないかと思います
本当にすごい!!
徐々にわかってくる事の全貌
それぞれの過去と、そこに絡まる私利私欲
かなりのハードボイルドで
私が普段見ない映画の類でしたが
主人公が女性という事で
普通のハードボイルドとは、かなり違った趣でした。
ハードボイルドではあるのですが
根底にあるのは愛で
見終わった後は、
残酷さよりも切なさが心の残りました。
8月11日、公開。
おすすめです。
コメント
ずっと昔、朝の情報番組で「スミマセン。私、この漢字が読めないです・・」って心細げに語っていた綾瀬はるかさん。それから さなぎが脱皮を繰り返し 見事な羽根の蝶に成長するが如く、ずっと一線で活躍している彼女を見ていて 、「この人には メローなラブストーリーよりもハチャメチャなコメディや破天荒なキャラクターが似合うのでは」と思っていました。今回のこの映画は まさにそんな彼女の真骨頂を垣間見れそうな役柄ですね。 ぜひ映画館で見たいです。
綾瀬はるかさんって、私も大好きな女優さんなんですが
なんか、どんどん可能性を広げておられるのも好きな所です。
もって生まれた身体能力はもちろんお持ちなのでしょうが
今回の映画に関しては、かなりのトレーニングをされたみたいで
努力もすごいんだろうなと思います。
良かったら是非。