家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
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読むと書くの教室に通い始めて
5か月くらいたち
最近、少しだけ光が見え始めました。
最初は
異次元に迷い込んだみたいな感じで
全く訳が分かんなくて
私って、こんなに物事がわかんない人間だったのかと
自分を全否定してしまいそうになっていました。
けれど、
その一方で、
そこにある何かが
自分の中のなにかと、ものすごく共鳴しているのも感じていて
ものすごい疎外感と同時に
すごく近しい感覚もあり
そこにいると、何かものすごく苦しいのに
逃げてはいけないような感じがしていました。
なので、ここ数か月
エッセイとシモちゃん以外にも（この２つは全6回のシリーズ）
いろんな講座を受け
できる限り、おすすめの本も手に取って
分からないなりに読んでみたりしたわけです。
正直、まったく理解できず
めちゃ落ち込んで、泣く日々。
それは、これまで書いてきた通り。
私はもともと感覚人間なので
頭で理論的に理解するというのが苦手なんです。
だから、哲学書みたいなのを読んで
生きるとは？とか、
愛とは？とか
全く理解できる気がしない。
読む→理解できない→落ち込む
それの繰り返し。
でも、そういう講座を分からないなりに受け続け
音声講座（録音されたものが配信される）を繰り返し聞いていると
頭ではまったく理解できないのに
感覚では、少しずつ近づいていける感じがしてきたんです。
耳で聞く言葉
あるいは手で書く言葉って
目で読む言葉とは違うルートで届くんだという事を実感しました。
暗い井戸の中に突き落とされて
どうやって、ここから這い上がったらいいのか
頭で考えても方法がわからなかったのに
頭で考えるのをやめて
自分の感覚に耳を傾けてみると
ここに手をかけて、ここに足を置いたら登れるんじゃないか
って予感がする、そんな感じ。
今、少しだけ、見えてきた感じ。
読むと書くという事の芯になる部分。
そこにある何かって
私が料理に対して抱いている芯のようなものと
なにか、ものすごく近い気がしてきました。
何かぼんやりして、
分かったというところまではいかないけれど
この先に、何かがある、という事だけは
分かった気がします。
スタートラインにようやく立てたのかも
そんな気がしています。
ファイトやで～～～
コメント
先生、こんにちは。
読むと書くのお話 奥薗先生が 悔しい思いをしても惨めな気持ちになってもしがみついていくところがすごいなと思って読んでいました。
わたしならとっくに拗ねている…
こんな私なのですが 若いころ 何か書いてみたら センスあるよ!と何人かの人から言われたことがありまして まさか私がそんなと気にもしなかったのですけど
この年齢(ことし50です)になって そういう
むかし気に留めなかったことが なんでも無いときにふと 心の扉をノックするように訪れることがあるんです。
（上手に飼えずに死なせてしまったことで）もう二度と飼わないだろうと思ったお魚を飼いだして１年経ちました。
冷静に見ていくと 必ずしも 過去のことは私の責任だったわけではなかったかもしれないと思いました。もともとどうにも餌をとれない弱いコや、店舗に導入時に既に弱ってしまっていて回復が難しいコもいるのですよね。
飼ってみてよかったです…
(先生のペットはワンちゃんですよね☆)
お料理も 私にとっては 失敗すると惨めな気持ちになることでしたが 先生に出会ったので そうでなくなりました。失敗してもたのしい☆ 失敗を責めたりけなす人が…もしいるとしたら その思考がおかしいんだって気づきました。
そんなだから 私もしかしたらいつか 何か書いてみたい(それが何なのかはわかりませんが)と真剣に思う日が来たりして… って思ったりするんです。
長々と話が逸れ過ぎてしまって、失礼しました。私
先生の大ファンなので 話しかけたくてしかたないのです。
元来さみしがり屋ですし☆
私も理論とか苦手で。感覚派かもしれないです。
手触りの正しい方へ進みたいような…
コメントありがとうございます。
文章、お上手ですね。たぶん書くのがお好きなのでしょう。伝わってきます。
お魚ですか。いいですね。お魚を買うのも、意外に難しいもので
そういうのができるってすごいなって思います。
うちは犬がいますが、まったくしつけができておらず、お恥ずかしい限りです。
是非是非、またコメントください。
そしていつか、ご自分の文章も書いてみて下さい。
今は、SNSで発表するのも簡単です。
そういう目標を持つのも、悪くないのではないですか？