でいりいおくじょのBLOG

2024.06.27

やっぱり詩が好きです!

先日、詩の教室で撃沈しまして

あれからいろいろ考えました。

 

あんなに撃沈したのに

詩を書くのが嫌になってもいないし

詩が嫌いになってもいない

 

やっぱり、詩の世界が好きみたいです。

 

読むと書くの教室で

言葉についての話を聞く時

言葉を料理に置き換えて聞く事がよくあります。

そうすると、ぼんやりしていたことがぐっとクリアになるんです。

 

言葉の世界と料理の世界は

ものすごく似ているの。

 

今の話、料理におきかえたら?

って考えると、たいていスーッと霧が晴れたみたいに分かるんです。

 

だからね

詩がうまく書けないって話もね

料理に置き換えて考えてみたわけです。

 

料理だって、上手くいかなくて

美味しくできなかった事なんて、山ほどあって

私には、絶対作れへんわって思ったことは数知れず

 

けれど、やめたいとは思わなかった。

 

できないって事と、嫌になるってことが違うんですよ。

 

詩の世界も同じ。

 

書けない事と

分からない事と

嫌いになることが同じじゃないの。

 

そういう風に考えると

できなくても好きなこと、

できなくても、続けたい事

そういうものがあるのよね。

 

理由なんてない。

 

できないけど、やりたいの。

 

それが私にとっては、詩であり、文章であり、料理。

 

 

教室に来ている人は

詩集を作ろうと思って、詩を書いている人もいれば

詩の勉強会に参加して、本格的に詩をやっている人もいる

詩の個展を開いている人もいる。

 

その中に、私がいるわけで

比べて、明らかに、詩の出来上がりが違っていても

それは、当然のこと。

 

言ってみれば

仕事で作る料理と

インスタなどで、人に見せる料理と

本当に、リアルに日々つくって食べている料理と

全然違う。

 

詩も、何のために書いているかで

出来上がりも、見せ方もちがう。

 

つまりは、そういう事なんだと思う。

 

日々のあたりまえの料理を作るみたいに

書いている私の詩が

きちんとした見せるための詩と違っていても

当たり前で

ささっと作った家庭料理みたいな詩には、家庭料理の良さがある

それで、何を落ち込むことがある?

 

しっかりしろ、私。

 

まあ、そういうことを乗り越えて

私の詩はこれでいいって思えるようなったら

もっと自由に書けるんだろうな。

 

講座の時にもらったレジュメに

谷川俊太郎さんの詩がたくさん紹介されていて

 

一つ一つ、ノートに書き写してみました。

 

書き写してみると

読んだだけではわからなかったことが、たくさん伝わってきて

なんかね、心が満たされる感じがしました。

 

詩は、手紙だなって思います。

 

言葉が

心の中の柔らかいところに届いた感じがして、

少し泣きました。

 

私も、手紙を書くみたいに詩を書いてみたい

そんなことを思いました。

谷川俊太郎 詩

講座のテキストはこの詩集です。

コメント

  1. ともこ より:

    『好き』な気持ちに気付かれ、行動されて素晴らしいです👏

    私も少しずつ、不調と向き合い、行動を変えつつあります。
    今までは料理、面倒〜〜でもお惣菜は好きではない〜〜でも美味しくて栄養のあるものは食べたい〜〜とわがまま放題だったのですが、先生のレシピに出会い、YouTubeやこちらを拝見し、私にもできそう〜と思い、行動に移せてます。感謝です。
    今夜は切干ソース焼きそばいただきました😋🙏

    1. 奥薗壽子 より:

      うれしいコメントありがとうございます。
      私のYoutubeが、お役に立っているようで、うれしいです。
      切り干し焼きそばも作って下さって、感謝感謝です。
      これからもよろしくです。

  2. ママデューク より:

    ボクも全然下手でほとんどなんの反響も無いけれど、映画の感想を書くのが好きで、今でも書き続けています。
    自分の映画の感想は自分が観たのをそのまま書くだけで、映画的な知識や教養も無いし、奥ゆかしさや深さも全くない幼稚な感想だと自分でも自覚しているけど、それでも感想を書くのが好きで続けています。
    自分がその作品を観て感じた事をどうしても書いておきたいのです。
    理由なんてない。
    全く反響の無い金にもならない感想だけれど、今の自分はこういう感想を書き続けたいと感じています。
    そして「継続は力なり」書き続けていこうと感じています。自分が映画を観て感じた
    事を真に書けるようになる為に。
    それでは失礼致します🙇‍♂️足立区一のお調子者f@

    1. 奥薗壽子 より:

      そうです、そうです。
      書きたいから書く、それこそ、りっぱな書く理由です。
      たぶん、映画を見た時に感じたことを、書いておかなければ、そのまま消えてなくなってしまうから
      その時、感じたことを、書き留めずにはおれない、何かがあるんだと思います。
      書き続けている、その事に意味があると、私は思います。

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