でいりいおくじょのBLOG

2025.02.18

クラシックコンサートに行きました!

今日はサントリーホールで

クラシックコンサートです。

 

工藤重典プロデユース

東京チェンバー・プレイヤーズvol.3

フルートと共に60年

 

今回友人が、一緒に行く予定だった人の都合が悪くなり

チケットが余っているので行きませんか?

と誘われたのでした。

 

フルートって言うのは、正直あまりよく知らないんだけれど

これもまた、何かのご縁かもしれないと思い

事前の予習もせずに出かけた私でした。

 

そんな、軽い感じだったのに

終わった後は、すっかりフルートの魅力に取りつかれていました。

 

いやぁ~~、フルートって、こんなに豊かな楽器だったんだんですね。

 

っていうか

このコンサート全体をプロデュースしておられる

工藤重典さんといういう方が、素晴らしいんだと思う。

 

フルートの魅力を知ってほしい、伝えたい、という熱意がものすごいんです。

 

フルート奏者10人が、フルートだけで演奏されたり

(フルートの音色が高温担当の方と低音担当の方がおられて

まるで、混声合唱みたいな奥行きのある音色で

フルートだけで、こんなに豊かな音楽になるのかって思いました)

 

2台のピアノと4人のフルート奏者が共演されたり

(2台のピアノ?って思ったんだけど

いざ演奏が始まってみると

その2台ピアノが共鳴しあった、まるでオーケストラみたいな奥行きを醸し出すというか

そこにフルートとピッコロが加わることで

ピッコロの一オクターブ高い音が、めちゃいい感じの奥行きを作って

これまた、すごく豊かな世界が生まれるんですよ。素晴らしい

ピアノとフルートだけとは思えない豊かさでした)

 

フルートオーケストラの演奏もありました。

フルートオーケストラというのは工藤重典さんが作られたものだと思うのだけれど

音色の違うフルートを混ぜながら、フルート奏者が20~30人くらいあつめて

フルートだけでオーケストラみたいに一緒に演奏されるんです

 

これだけたくさんのフルート奏者が一緒に演奏されるのを聞いたことがないので

フルートの音って、たくさん合わさるとこうなるのかって、言うことに驚きました。

そして、演奏されたのがカノンだったんだけれど

いやあ、フルートの多層な音色で醸し出せれるカノンは、めちゃ感動でした。

心の深いところにしみました。涙が出ました、ホントに)

 

後は、オーケストラをバックに、フルートとハープの共演もありました

 

(演奏されたのが、モーツァルトのフルートとハープのための協奏曲ハ長調で

この曲、有名だし、よく知っているはずなのに

生演奏で聞くと、まったく別もの。

めちゃ沁みました。

それにしても、フルートの音色とハープの音色の、なんとよく合うこと。

この時のフルートの演奏が工藤重典さんで、ハープの吉野直子さんと

息がぴったり合っているというか、

フルートとハープの音色がこんなに溶けあうのかという事に驚きました。

いやぁ、よかったなあ、すばらしかった)

 

最後の

フルート、オーボエ、ホルン、ファゴットの共演。

異なる吹奏楽器が、次々に折り重なるようにメロディーを醸し出し

これは音の織物だなと思いました。

本当に、いろんな編み込み模様が見えるような感じ。

しかも楽しい!!

フルートとオーボエは、なんかちょっと都会的な感じで

ホルンは、ちょっとくぐもった感じの音が、シャイない男の子みたいで

ファゴットのなんとも言えない大らかな感じは、田舎から上京してきた子みたいな感じ。

この4人が、楽しくをおしゃべりをしている感じの音楽で

本当に楽しかった。

ほのぼのしたり、それぞれがいいところを見せた頑張ったり

それがまた、ほほえましかったり

この4つの吹奏楽器の共演、本当に楽しかったな~~)

 

最後は、アンコールにこたえてもう一曲

最後の最後まで、楽しませていただきました。

 

そうして

はっと気が付けば3時間。

 

そんなに長くクラシック音楽を聴いてのか、私。

あまりにも楽しくて、あまりに心地よ過ぎて

体感としては1時間くらいの感じ。

 

クラシック音楽で、こんなにワクワク楽しかったのは、

初めてかもしれません。

 

本当に良かった。

 

音楽っていいなあ。

改めて思いました。

毎年やっておられるみたいなので、来年も行きたいな~~

本当に幸せな一日でした。

 

フルート

 

フルート

コメント

  1. ママデューク より:

    クラッシックコンサートを思う存分楽しんだのが伝わってきますネタ♪
    正に「音を楽しむから音楽」というような楽しみ方だとボクは感じました♪
    技術的な事は分からないけれど、色んな楽器の音色を聴いてるだけでも楽しいんだなとボクは感じました♪
    ボクも3時間のクラッシックコンサートを楽しめるような、色んな意味での「余裕」が欲しいなと感じました♪
    それでは失礼致します🙇‍♂️足立区一のお調子者f@

    1. 奥薗壽子 より:

      いつもの生活とはちょっと違う世界というのも、良いものですね。
      クラシックコンサート、私も誘ってもらわなければ、なかなか自分からはいかないですが
      非日常の時間というのも、たまにはいいものですね。

  2. 青い料理人 より:

    奥薗先生のお話を読んでいて、ステージでの演奏の様子が、奏者のお一人おひとりの指使い、息遣いまでくっきり見えてくるようでした。
    そして、聴いてもいないのに、行間から音色が聞こえてくるのです。
    四人の管楽器のおしゃべりのお話に、何と楽しい例えなのかと、読んでる私まで、楽しくなりました。
    こんな素晴らしいコンサートがるんですね。

    サントリーホールは、石井琢磨さんのピアノコンサートと、ピアノとオーケストラ・パイプオルガンのに、2回行ったことがあります。
    音楽って、本当にいいですね。
    私も、また行こうと思います。

    1. 奥薗壽子 より:

      サントリーホール、行かれたことがあるんですね。
      いやあ、サントリーホールは、良いですね。
      そうなんです、パイプオルガンがあって
      以前、聞かせてもらったことがあって
      いやぁ、パイプオルガンもいいですねえ。
      今回は、本当に思いがけず、ご褒美みたいな時間を頂きました。

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