家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
HPリニューアルのお祝いに赤飯を焚きました。
やっぱり、こういうとこ、日本人ですね。
蒸し器で蒸して作るので
ちょっと固めでもちもちしていて、
さすが、餅は餅屋っていうだけのことはある、おいしさです。
私も以前は、蒸しおこわのもちもち感が好きで、作っていたこともありますが
蒸し器って、やっぱりかなり大変ですね。
時間もかかるし。
それで、うちでは土鍋で炊いたり、レンジで作ったり
その時々で、マイブームみたいなのがあったりしたのですが
ここ数年はもっぱら、圧力鍋です。
圧力鍋だと、
もち米が、かなりいい感じにもっちりして、冷めても硬くならないのが、気に入っています。
さらに、小豆を煮るのも圧力鍋だと手軽だし。
小豆→もち米の順に炊くと、とってもスムーズです。
小豆は、あんこを焚くときは、大体10分ほど圧力をかけるのですが
(あんこ好きなので、しょっちゅう炊いている)
赤飯に入れる場合は、小豆にするより若干固め煮に上げた方がいいので
8分位かな。その日の気分で、あんこよりちょっと短めで火を止めます。
赤飯は、この小豆の煮汁でもち米を焚くので、先に小豆を焚くわけです。
で、ふつうは、固めに炊いた小豆を、もち米と一緒に炊き込むんですね
でも、圧力鍋だと 下茹でした小豆を一緒に炊き込んだ後、どんな感じで小豆に火が通るのか予測しにくく
蓋を開けた時に、小豆が柔らかくなりすぎる可能性があるでしょ。
混ぜる時、崩れたりしても嫌じゃないですか。
だから私は、最初の下茹での段階で、ちょうどいい硬さに煮上げて置き
もち米が炊き上がってから、最後に混ぜるようにしています。
これだと、小豆の硬さがピタッと決まるので
絶対失敗しないのです。
それから、もち米を焚くときに、ちょっと塩を入れて炊きます。
赤飯って、食べる時にゴマ塩をかけたりしますが
炊くときに塩味をつけておくと、そのまま食べてもおいしいんです。
というのも、うちでは、家族みんな赤飯が大好きなので
多めに作っては、ラップでおにぎりにして冷凍してるんですけど
もち米自体に塩味をつけておけば、
いちいちごま塩をかけなくてもいいのでね。
朝ごはんに赤飯!の日は
なんだかちょっと贅沢な気分です。
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コメント
先生、おはようございます。
おめでとうございます。
お赤飯って、やっぱり華やかですね。
朱色のお皿も華やか(^_^)。
私は、餅米にうるち米も混ぜて炊きます。
重すぎなくて、いい感じがするのです。
切りイカも必ず付けちゃいます。
朝から先生の絵を見て、幸せな気分になりました。
先生、今日も1日健やかにq(^-^q)。