家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
11月8日は、いい歯の日だそうです。
だからと言って、今日だけ念入りに歯磨きをしてもしょうがないのですが
やっぱり、50才を過ぎてからは、歯を大事にしようという気持ちが強くなりました。
前にも書いたことがあるのですが
子育てが忙しかった時
もうとにかく自分のことは二の次で
仕事と家事と子育てに追われていて、不規則な生活をしていたら
一気に虫歯が増えまして
でも、自分の歯で噛んで食べられなくなったら
料理研究家生命も終わりだわと思い
一念発起して歯医者さんに通い
今は虫歯ゼロです。
最近、
「口腔医療革命 食べる力」(塩田芳享著 文藝春秋)
という本をよみました。
これは、歯ではなく、飲み込む力の方のことを書いた本なのですが
でも、この本の中で、すごく印象に残ったことがありました。
歳をとると、だんだんできることが少なくなっていくけれど
その最後の楽しみが食べることで
食べることができれば、笑うことも、しゃべることもできる
と書いてあったんです。
確かに、食べることは最後の楽しみかもです。
美味しく食べられて、あれが食べたい、これも食べたいと思える間は
たぶん、年をとっても、まだまだ元気でいられる。
そして、自分で美味しく食べられている間は
いろんなことが楽しく
誰かと会って、おしゃべりしたいと思えるはず。
その基本になるのが、自分で噛むということだとすれば
やっぱり、まだ若いうちから、歯を大事にして
少しでも長く、自分の葉で食べられるようにしなくっちゃ。
自分の歯を大事にすることは
自分の人生を大事にすることと同じですものね。
いい歯の日
今日は、いつもより念入りに歯をみがこーっと。
コメント
先生、おはようございます。
昨日はいい歯の日なんですね。
食べることは、生きることなのですよね。
先生の言葉に共感しました。
先生、今日も一日健やかに。