家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
国立西洋美術館で開催中の
北斎とジャポニスム展に行ってきました。
葛飾北斎は、歴史上の人物の中で最も尊敬している人物の一人
絵の上手さはもちろん、
構図、デザイン性、着眼点もすばらしく
いや、もうそういうことは、もう今更言うまでもないこと。
一番すごいなと思うのは、
絵を描き続けるエネルギーと、
現状に満足することなく、もっともっととどん欲に努力する姿勢
とにかく、すべてがすごいとしか言いようがありません。
西洋の画家たち、それも、モネ、ドガ、ゴーギャンといったそうそうたる人たちが
その北斎に魅了され
模写したり、そこから新しい絵の発想をしたり
ものすごい影響を与えたというのですから、もうフアンの一人としても、日本人としても
うれしい限り。
今回の展示は
影響された西洋画家の描いた絵と、北斎の絵を見比べられるようになっていて
一つ一つ、ああ、この絵が、こんな風な絵になったのか~というのがわかって
最後まで飽きることなく楽しめました。
いや、ほんとにおもしろかったです。
ちなみに音声ガイドは、松重豊さん!!
さすがに、ナレーションも上手で、よかったですよ~。
西洋画は、あまり詳しくないのですが
モネやドガやゴーギャンの絵も、もっと見て見たくなり
なんか、こうやって、興味がどんどん広がっていくのも楽しいですね
今日のランチは、出かけたついでに、神田ポンチ軒でヒレカツ定食を食べました!!
おいしかった~。
コメント
先生、おはようございます。
素敵なひとときを満喫されたようですね。
ブログが生き生きしていますね?。
神田ぽんち軒さんは、有名なお店ですか?。
見た目にも、さくさくした感じが分かります。
いい色✨。
先生、今日も一日健やかにq(^-^q)。
ポンチ軒山は、豚カツの老舗です。以前から一度食べてみたいと思っていて、やっと食べることができました。
さすが!!の美味しさでした。
11月4日、東京へ行った際、私も観覧いたしました。
北斎の画は、画題の選び方、その構図の斬新さや鮮明さに、目の覚めるような心地がします。
風景や人物、花鳥動植物、その瞬間の描き方が、あまりに焦点が合いすぎて、眼が疲れてしまうかのごとくです。
書き直しもあったのかもしれませんが、
デッサン鉛筆ではなく、消し直しのできない 墨と筆で描いていることの凄さ。
力士の両腕ポーズが、ドガの踊り子のそれとなって顕われるとは ・・ etc。
未知の素晴らしものに出会った西洋画家たちの興奮と喜びの深さが、分かったように思えました。
美術館とかは、自分のペースで、目にとまったものを 外知識なしで ずっと観ていたい性分なので、
普段、音声ガイドは使わないのですが、松重さんだっんですね。
ちょっと惜しいことをしました。
お昼は、国立博物館構内のレストランで、カツ丼弁当でした。
いただく前に、それをカメラで写真に撮ったら、帰りのレジで お味はいかがでしたか と聴かれました。
美味しかったですよと応えたのですが、sns盛んな昨今、お店の方も気にされているのかなと思いました。
ちなみに、お味は淡い味付けで、肉の柔らかな旨味と卵のとろ味が衣をまじえて、ほどよく口に広がってくれました。
ただ、量が上品だった とは、言えませんでした・秘!
北斎は、本当に、本当にすごいですね。何時間見ても、見飽きない魅力があります
西洋の画家たちが、驚き、インスパイヤ―され、また、ここから何かを吸収したいと思った気持ちを考えると
本物というのは、言葉や文化や国籍を簡単に飛び越えられるんだなあという事にも、また感動してしまいます。
美術館のレストランも、いいですねえ~。