家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
株式会社ぐるなび総研が選ぶ“今年の一皿”に
鶏むね肉料理が選ばれましたね。
これまで選ばれたのはジビエ料理、おにぎらず、パクチー料理。
今年の鶏むね肉は、健康志向とか、疲労回復効果で注目を集め
コンビニなどでサラダ用としてすぐに食べられる状態で売られているものも人気がある、などの理由で選ばれたそう。
飲食店情報サイトや会員へのアンケート、メデイア関係者の審査を経て選ばれるそうなので
今年の一皿というネーミング通り
家庭料理というよりは外食やお総菜のようなイメージで選ばれているようです。
実は
鶏むね肉に含まれるイミダペプチドという成分が疲労回復に効果があるというので
2010年の家庭の医学で、夏バテ解消!鶏むね肉料理を紹介させてもらったんです。
あれって、たぶん、イミダペプチドをメデイアで取り上げた最初じゃないかと思うんだけど
違うかなあ。。
あの当時、まだ鶏むね肉って、それほど人気がなくて
雑誌の仕事とかでも、鶏もも肉の方が圧倒的に人気でしたからね。
その後、あちこちのメデイアでも、疲労回復といえば鶏むね肉という感じで取り上げられるようになりましたが
いち早く、イミダペプチドに注目した家庭の医学って
改めてすごいなあと思います。
ちなみに、私は、鶏むね肉を料理するときに皮は取ってしまうのですが
これも、2010年に、家庭の医学で鶏むね肉料理を紹介して以来、そうするようになったんです。
というのも、その時頂いたテーマがイミダペプチド400㎎を1週間食べ続けることで疲労回復効果があらわれるというもので
そのために鶏むね肉を一日100g食べる必要があるんですけど
皮にはイミダペプチドが含まれていないので、身の部分だけ100g調理する必要があったのです。(皮つきで100gだと、イミダペプチド400㎎にならないので)
その時、食べる量を正確に測るために皮を取っていたのが
実際やってみると皮を取った方が、ヘルシーで美味しいということを発見し
以来、私の胸肉レシピは必ず皮を取るようになりました。
なんか、鶏もも肉の皮と、胸肉の皮と、なんか質が違う気がして
むね肉の変わって、もも肉の皮と比べておいしくない気がするんです。
しかも、胸肉って、高タンパク質、低カロリーなイメージがありますが
皮ごと食べてしまうと、もも肉とそんなにカロリーが変わらないんですよね。
だから皮がないほうが、胸肉はよりヘルシーになると思っています。
でも、皮がもったいないので捨てる前に一仕事。
水と皮を鍋に入れて火にかけ、だしをとっています。
これはこれで、うまみがでて、おいしいチキンスープになるので
私は、気にいっていますよ。
いずれにしても、鶏むね肉、これからまた人気が出そうですね。
コメント
先生、おはようございます。
むね肉、人気ですね~。
先生方は、いち早くイミダペプチドに着目されていたのですね。
私は、火を通したものを冷凍保存しています。
体作りのため、積極的に食べています☺️。
リーズナブルなのも嬉しいですね。
先生、むね肉の絵お上手ですね✨。
先生、今日も一日健やかにq(^-^q)。