奥薗壽子のなべかまぺえじ

2018.01.13

虎之助のベッド

私の部屋に虎之助のゲージがあるので

私は仕事をしている時も、寝ている時も、虎之助と同じ部屋で過ごしています。

机で原稿を書くときも、虎之助が足元で走り回っていて

そうでないときは、

なぜか私の膝の上にのってきて、私がパソコンを打つのを眺めていいたりしています。

なんか猫みたいでしょ？

でも、机の上にあるものを狙っていて

付箋とかテイッシュとか、うっかり置いたりすると、すぐに咥えて持っていかれてしまうんです。

パソコンを打ちながら、とられそうなものがないか警戒しないといけないので、

仕事がなかなかはかどらないのが悩みの種。

それで、虎之助の指定席を作ろうと思い、

最近、虎之助のベッドを買いました。

よそのワンちゃんの写真を見ると

毛布にくるまって寝ていたり、モフモフしたベッドに寝ていたりするじゃないですか。

虎之助は、これまで何にもないところに丸まって寝ていたんですね。

というのも、タオルとか毛布とか見ると

おもちゃだと思って、噛んで噛んですぐにボロボロにしちゃうので

そういうものは、見せないようにしていたのです。

先日たまたまニトリに行ったら犬用のベッドが売っていまして

値段も、これなら噛んでボロボロになってもいいわと思える値段だったので

これはいいわ、試しに買ってみようということになったのでした。

でもね、私たちから見ればベッドでも

虎之助から見て、ベッドと認識できるのか。

その辺、ちょっとドキドキ。

ところが、特に教えなくても、勝手に自分で入って寝るようになったんですよ。

やっぱりモフモフしたものって、気持ちがいいんですかね。

最初のうちこそあちこち噛んで、中のスポンジをずいぶんボロボロにして

外側は半分くらいボロボロになりましたが

今ではすっかり気にいって、気持ちよさそうに中で丸まって寝ています。

とはいえ

起きている時は相変わらず私の膝の上にのり、

面白そうなものがないか物色しているんですけどね。