でいりいおくじょのBLOG

2018.01.14

読書日記「自己流園芸ベランダ派」

昨年からガーデニングを始めたので初めての冬越です。

今までも、季節に良い時に植物を育てることはありましたが

花を育てながら冬を越すの初めてで

かなりドキドキしています。

 

一応寒さに強い、パンジー、ビオラ、ガーデンシクラメン、ジュリアン、ハボタンなどをメインに植えたので

なんとかこのまま春まで花を咲かせてくれたらと思うんだけれど

夏の時とは水やりの感じが全く違うので、正直手探り状態です。

 

こういう時は、なんかガーデニング関連の本を読んで勉強せねばと思い

読みました。

 

「自己流園芸ベランダ派」(いとうせいこう著 河出文庫)

 

いとうせいこうさんは、「ボタニカルライフ」という本を読んで以来のファンで

こういう書き方をすると失礼かもしれませんが

専門過ぎず、私と同じくらいの素人レベルで植物を育てておられるのが

読んでいて、すごくほっとするんです。

 

自称“ベランダ―(ベランダで植物を育てる人)のせいこうさん。

 

園芸店に行ってめぼしいものを見つけては買って、育て、枯らしてしまったり

あるいは、いい感じで育っているのに、全く花が咲かずがっくりしたり

あるいは、なんでこうなるんだーと怒ってみたり

もう、その様子が、リアルすぎて笑ってしまうんです。

 

いや、プロの園芸課の先生たちは確かに素晴らしいとは思うんですけど

そういう先生たちの書かれたものを読んでいると

枯らしたのは、自分の育て方が悪かったんだ~とがっくりきちゃう。

ところが、せいこうさんの本を読んでいると

そういう運命だったんだ、自然の力には逆らえないからね~と気楽な気持ちになる。

そこがいいんですよね。

 

ただ、私はベランダ―というより、やっぱりガーデングをやっている感じかな。

 

植物を育てることが楽しいというのもあるんだけど

どちらかというと、ベランダ全体の景色を作っているというか、

ベランダ全体を植物で飾り付けているというか。

 

だから、花屋さんに行くと、あれもこれも育てて見たくなるんだけど

今ある花となじまないなと思ったら、買うのをあきらめる。

ごちゃごちゃしてしまうのは嫌なんですね。

今のところ、そんな感じで、花を育てています。

 

そうそう、夏のあいだポーチュラカを植えていたハンギングには、

今ビオラが植わっています。

ポーチュラカと違って、この子たちは常に咲いているので

夏の頃より華やかになりましたよ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

コメント

  1. Yu-ki より:

    先生、おはようございます。

    いい色のビオラですね。
    ポップすぎず、落ち着いたワインレッド。
    いい感じに冬の陽射しを浴びて、生き生きしていますね。

    花も自然のものだから、植えたようには咲かず、あれやこれややってみるのがまた楽しいのですよね。
    ベランダ作り大いに楽しんでください✨。

    先生、今日も一日健やかにq(^-^q)。

    1. 奥薗壽子 より:

      おいおい、ベランダの写真もアップしますね。お楽しみに。

  2. takako より:

    先生、こんにちは。
    田島みるくさんの「ガーデニングってやつは」っていうコミックエッセイご存じですか。
    ベランダガーデニングではありませんが、農学部出身のみるくさんがガーデニングについて分かりやすく描かれています。
    読みやすくて楽しい本ですよ。

    1. 奥薗壽子 より:

      全然知らなくて、早速探してみたら電子書籍であったので買いました。読んでみます。教えてくださってありがとう!!

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「送信」ボタンを押してください。

PageTop