家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
前にも書いたけど
京都に帰ったら、できるだけ友人に会おうと思っています
もうかれこれ25年くらい前に京都を離れてしまって
それから、子育てと家のことと仕事に追われていて
音信不通になってしまった友人がたくさんいて
ここにきて一気に取り戻したいと思うようになったのです。
京都の友人たちは、自分の中のルーツというか心のよりどころなんですね。
友人たちと会って、とりとめもない思い出や、今の状況や、これまであったことなどをはなしていると
自分の中で、かけていたピースが埋まっていくような感じがします。
人間50歳も半ばになると
誰でもつらかったことや悲しかったこともいろいろあるとは思いますが
そういうことを全部飛び越えて再会するのは
まるで玉手箱を開けるような感じで
その間の時間のことを語るもよし
全く触れず、全く知らないでいるもよし
ここからまた新しい友達関係を気付いていけるような気がして
それがとてもうれしいのです。
今回の京都で、最後に会ったのは中学からの友人。
高校も一緒で、高校の部活も一緒で、高校を卒業をしてからも、しょっちゅう一緒に遊んでいた仲良しです。
しかも、彼の奥さんは私の後輩なので、本当にみんなよく知ってるの。
でも、東京と京都に離れてしまうと、いつの間にか連絡も途切れがちになってしまっていたので
ようやく会えて、本当によかった。
あいにく、後輩である奥さんは、今回来れなくて残念だったんだけれど
結婚26年、うらやましくなるくらい仲良し夫婦で
子供三人、きちんと子育てをして
息子さんも結婚して孫が生まれ
本当に、絵にかいたような幸せ家族。
孫の話をするときの幸せそうな顔と言ったら。
すっかり良いおじいちゃんになっていたのが、何ともほほえましかったな。
もともと、アットホームで優しくて温かい人柄なので
いい夫であり、良いおじいちゃんになるだろうなあというタイプの人なんだけど
私の後輩は、本当にいい人と結婚したなと思うし
後輩も、いつもにこにこしているとてもかわいらしい女性なので
友人もまた、いい奥さんをもらったなと思う。
本当にうらやましいくらい良い夫婦。
話を聞いていて、私も幸せのおすそ分けをもらいました。
京都から北九州にいって、それから東京に出てきたわけですが
北九州から、京都を飛び越えて東京に行くと決めた時
父親が、自分の故郷を飛び越えていくなんて、ろくでもない
と、ものすごく腹を立てましたが
でも、こうやって昔の友達と、もう一度少しずつつながっていくことができるようになったおかげで
故郷の京都とも、少しずつつながりを取り戻している気がして
それがとてもうれしかったりしています。
新幹線の時間があったので
友人とは京都駅のそばでせいろ蒸し
たっぷりの野菜の上に、牛肉と豚肉!
(肉で隠れていますが、下にもやしや水菜やキノコ、サツマイモなど野菜がたっぷり)
またしても、お肉三昧
いやあ~、食べまくりの京都でした。
コメント
先生、おはようございます。
心地よいひとときを過ごされた様ですね。
情景が目に浮かびます。
肉の旨味を吸った蒸し野菜、おいしそうですね。
“またしても”肉ですが、野菜もたっぷりですね✨。
そんなに素敵なご夫婦、ご家族なのですね。
そのご友人は、先生の旦那さんにはならなかったのかなぁ、と、ふと思いました(笑)。
先生がここで綴られたように、ご友人もきっと、昨日の先生との再会のお話しを奥さんと楽しく語られたのでしょうね?。
故郷を大切にするって、素敵ですね。
離れたからこそ分かるよさもある、そんな風に思いました。
先生、今日も一日健やかにq(^-^q)。
なんか、肉ばっかり食べてますね。