家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
撮影、出張と続くと、さすがに体が疲れており
本当は、出かけなければならない用事もあったのですが
家でゆっくり過ごすことにしました。
ゆっくりするといっても、
マグロ体質なので、だらだらと昼過ぎまで寝るとかはできなくて
オシャレ着をドライクリーニングしてみたり
雑誌の連載用の試作をしてみたり
読みたかった本を読んでみたり
挙句の果てに、なぜか映画まで見てしまった・・。
見たのは“ROOM”という映画で
特に見たかったわけではないのですが
なんとなく、無料配信されている映画のラインナップを見ていたら
この映画が目に留まり、ああそういえば、以前、何かの宣伝で見て興味を持ったことがあったなあということを思い出し
ちょっとだけのつもりが、見始めたら途中でやめるわけにもいかず
とうとう最後まで見てしまったのでした。
ストーリーはこう
17歳の時に誘拐されて監禁された女性が
その後、その監禁された小さな物置部屋で子供を産み
監禁されたままで子供と暮らしているのです。
天窓から差し込む光と、そこから見える空だけが外界と繋がっている部屋。
子供が5歳になって、そこから逃げることに成功するのだけれど
その狭いROOMを出た世界は、子供にとっては、初めて見る光のある世界で
未知なる景色、未知なる人間関係、未知なる価値観
それに戸惑うばかり。
一方母親の方は、解放されて家に帰れば、以前の幸せな暮らしに戻れると思っていたのだけれど、ことはそう簡単ではないのです。
子供って、時に大人よりもしっかりしていて
その成長していくエネルギーが、大人に生きる力を与えてくれるなあということを改めて思いました。
自分のことを振り返っても
親として、大人として、子供を守り育てなきゃと思ってきたけれど
結局は、親が子供に助けられている部分の方が相当多くて
自分一人では乗り越えられなかったことが、子供がいてくれたおかげで頑張れたことはたくさんあります。
あんなこと、こんなこと、自分のこれまでのことをいろいろ思い出したりしました。
子供の成長していくエネルギーと、順応していく力と
改めて、すごいなあと思えました。
今日は一日、一人で過ごしながら、いろんなものからエネルギーをもらい
また、明日から頑張れそうな予感。
虎之助からも元気をもらっているよ。
コメント
先生、おはようございます。
そんな時もありますね。
そして、今日も夜が明け、朝がきました?。
先生、今日も一日健やかにq(^-^q)。