でいりいおくじょのBLOG

2018.04.16

京都中華2

昨日の続きです。

京都には、京都中華というジャンルがあり

今回の京都旅行でも、京都中華を食べたという話でした。

 

もう一軒訪れたのは、

八坂神社にほど近いところにある八楽

 

こちらは以前一度行ったことがあるのですが

その時は、予約なしで行ったため満席で入れず

あきらめて帰りかけたところ

あまりにも残念がったのがかわいそうに思ってくださったのか

1~2品だけなら、ということで食べさせてもらったのでした。

 

その時、ちょっとだけ食べただけなのだけれど

すごーくおいしくておいしくて

次回は絶対に予約していこうと心に誓ったのでした。

 

あれから1年くらいたったでしょうか。

今回ようやく行くことができました。

 

まずは、豚肉と新玉ねぎの炒め物

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新玉ねぎと豚肉をしょうゆ味で炒めただけなのですが

淡路さんの玉ねぎの甘味とうまみが、何とも言えずおいしくて

 

正直、自分でも作れそうな気はするのですが

やはり、どこかに京都っぽいエッセンスが潜んでいます。

 

次は小籠包

これは娘のリクエスト。

 

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京都中華は(特に祇園の中華料理屋さんでは)ねぎを使わないこともあり

中の具は、はんなりとした優しい味わい。

食べる時も、生姜のせん切りだけで黒酢はつけません。

生姜も、しっかり水にさらしてあり、辛みも香りも限りなく控えめです。

 

 

次はエビチリ

京都中華というのは、舞妓さんや芸子さんも食べられるように

葱やニンニクを使わないのはもちろん、ピリ辛もほとんど使わないのが普通なので

京都中華のエビチリというのがどんなものか、興味津々。

食べてみると、確かに辛みは向こうの方でかすかにピリッと来るような感じ。

しかも、ネギが入っていないからか、中華な感じがせず

品のいい和食を食べている感じです。

あんがたっぷりで、そのあんがすごーくおいしい。

ぷりぷりのえびと、たっぷりのあん。それだけですごくご馳走ですねえ。

 

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次はアワビの塩炒め

ちょっと贅沢なものを食べてみよう、ということになったのでした。

これも通常の炒め物に比べ、あんの割合がたっぷり

しかも、そのあんがすごーくおいしい。

薄味なんだけれどコクがあり、ぷりぷりのアワビにうまーくからんで

その旨みがアワビを引き立てて、品良くまとまります。

わさびが添えてあるので、途中わさびを混ぜて食べてみたのですが

このわさびがまた辛み控えめで、またしてもこれが京都中華か~って感じです。

 

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最後は、鶏のから揚げの甘酢あんかけ

これは、前に来た時に食べて感動した一品で

もう一度あの味を確かめたくて、注文しました。

 

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普通、こういうのって、

濃い目の甘酢あんを鶏のから揚げにからめて、あんの味で食べさせると思うのですが

こちらのは、から揚げ自体にしっかり味がついていて

野菜入りの甘酢は薄味で品のいい味なんです。

それがたっぷりとかかっていて、おいしいあんもご馳走なんです。

 

実はこちらのお店

お主人が、一人で全部の料理を作っておられて

作っておられる姿は寡黙で、ちょっと強面なのですが

料理をされていないときは、一転、ものすごく気さくで面白い方。

おかみさんもまた、すごーくお話上手で良い方で

ご夫婦とても仲良しなのが、見ているだけでもわかる感じ。

 

そういう家庭的な雰囲気もまた、ここのお店の美味しさにつながっているような気がしました。

 

とっても美味しくて幸せで、気持ちのいい時間を過ごさせていただきました。

 

 

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