家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
昨日はお抹茶にハマっている話を書きましたが
実はもう一つハマっているものがありまして
それが、大徳寺納豆!
この前、大徳寺一久さんで精進料理を食べた時に
大徳寺納豆が入った味噌汁を頂いて
あまりにもおいしかったので、家でやってみたら
簡単なのに、ぐっと深い味わいになり、ここのところ我が家の味噌汁は大徳寺納豆入りです。
大徳寺納豆は、一見名古屋の八丁味噌に似ていますが
八丁味噌とは作り方も違っていて、似て非なるもの
一番大きな違いは、すごくとけやすいということかな。
八丁味噌のようなペースト状ではなく
納豆という名の通り、小さな塊の集合体で
その小さな塊をザクザクと刻んで味噌汁の最後に入れると、
スーッときれいに溶けるんです。
味も、八丁味噌に比べると、かなりまろやかですね。
八丁味噌は、独特な渋みがありますが(八丁味噌の場合、それがおいしさでもあります)
大徳寺納豆は、渋みがなく、ふわっとした香りと旨みがあり
調味料というより、そのまま食べる感じ。
一久さんでも、最後のお抹茶の時のお菓子に添えてありましたが
うちでも、子供の頃から、おぜんざいを食べる時、塩昆布代わりに大徳寺納豆を食べたりしていました。
玉壽軒さんという和菓子屋さんに紫野という和菓子があるのですが
これは、甘い落雁の中に大徳寺納豆が入っているの。
これも、子供の頃からよく食べてました。
大徳寺納豆入りのお味噌汁は、一久さんで出会った美味しさですが
どこか私の中で懐かしさを感じたのは、子供の頃から食べていたからかもしれません。
我が家の朝の味噌汁、いい感じです。
コメント
先生、おはようございます。
大徳寺納豆、そんな使い方があるのですね。
先生を笑顔にする大徳寺納豆、恐るべし✨。
先生、今日も一日健やかにq(^-^q)。