家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
20年ほど前、自分の可能性を試すために東京に出たいと思ったんです。
でも、東京は知り合いもいないし
ほとんど行ったこともありませんでした。
(デイズニーランドに行ったときに通過した程度)
自分に可能性なんてあるのか
頭で考えると、不可能な理由ばかりが思い浮かびます。
その時、占い師をやっている友人が言った言葉を、今でも大切にしています。
何があっても、もがかないこと
大きな波にのまれて沈んだとしても
その波に身をゆだねて沈んでしまえば、あとは自然に浮き上がる。
沈んだ時にもがくから、どんどん沈んで、浮きあげれなくなるんだと
それから、私は東京に出てきて
文字通り、波乱万丈の人生を歩むことになるのだけれど
その言葉を、いつもいつも大事にしてきました。
こういうのって、運命論者っていうのかもしれませんが
でもね、自分の置かれている状況を客観的に受け入れるところからスタートしてみると
逆に、今自分が何をすべきかが見えてくるんです、ホントに。
変えられないことと、変えられることの境界線が見えてくると
エネルギーを注ぐべきところがわかる。
今日は、そんなことをふと思い出し、これからのことを考えたりした一日でした。
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