家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
去年の年末に植え替えをした時
春のお楽しみとして、球根をあちこちに植えておいたのですが
それが、芽を出し始めました。
寒い中で、つぼみがほころんで
次から次へと新しい花を咲かせてくれる花たちは
それだけで、日々の暮らしに喜びを与えてくれるし
それを眺めているだけで、気持ちが明るくなってくるので
そういう花たちは、もちろんかわいくて愛おしいのですが
球根は、そういう花たちとは違う、なんかもう少し秘めた喜びで
芽を出しているのを見つけた時のうれしさというのは
自分だけが知っている秘密の楽しみみたいで
なんていうか、もっとワクワクする感じ。
特に、去年の暮は
調子に乗って、本当にたくさん球根を植えたので
自分でも、どこから芽が出てくるか覚えていないところもあって
よけいにワクワク感があります。
毎日、毎日ベランダをうろうろしては
よしよし、がんばれ、がんばれって、声をかけてしまう私です。
春の気配を日々感じています。
コメント
土をかき分け、顔を出した幼い緑の芽!
よく出てきてくれた と、本当に嬉しくなりますね。
私も、野菜ですが、昨年から始めた小さな畑で、同じ経験をしています。
夏野菜は、トマト キューリなどの果菜類やモロヘイヤの6種類。
冬野菜は、キャベツ 白菜など12種類も、あと3つの収穫を残すのみとなりました。
今は、ジャガ芋の種芋を植付け中です。
男爵、メイクイーン、キタアカリ、あと ちがう品種も試してみます。
夏は暑くて、冬は寒いけど、
土をいじり 野菜とふれあい、風を感じながら見上げる 空の青と太陽のまぶしさ。
実に気持ちがいいものです。
草の生えた畑を耕耘してると、小鳥が何羽もやってきて、飛び出す虫をおねだりしてきたり。
自分と 大きな自然がつながって生まれる ささやかな恵み。
その時間がとてもありがたく思えます。
植物を育てていると、気持ちがゆったりして、いろんなことを受け入れられるようになるというか
じたばたせず、おおらかな気持ちになれるというか。
そして、小さな季節の変化にも、すぐに気づく!!
思い通りにならないいろんなことを、おおらかな気持ちで受け入れられるようになる
植物や自然がそばにあるというのは、本当にいいですね。