家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
電子レンジにオート機能というのがあって
例えば牛乳を温めたりするのに
オートキーを押すと、自動で温めてくれるっていう、あれ。
私は、そういうキーがあっても使わないタイプで
自分の好みで1分20秒とか、2分10秒とか
その時々の気分というか、勘みたいなのもので
適当に時間を設定してチンしちゃうんです
ところが、息子なんかは、絶対オートキーを使うんですよ。
便利な機能があるのに、なんで使わないの?って感じ。
確かに、せっかく便利な機能があるんだから、使ったらいいとは思うんだけれど
そういうのを使うと、どんどん頭とか、勘とかを使わなくなるような気がして
それでなくても、これから先どんどんいろんな機能が老化していくのに
できるだけ使って、老化しないように訓練したほうがいいんじゃないかと
私的には思っているわけです。
でも、新しい機能を使いこなすにも、
結構、普段使わない感覚が必要なんですよ。
それで
今日は、試しに焼き芋を作ってみたんですよ。
うちの電子レンジに、焼き芋キーというのがあって
さつま芋を入れて、そのキーを押したら、
オーブンが自動で温度設定をしてくれて焼きいもが焼き上がるらしいの
キーを押すだけなんですよ。ほんとに
なのに、使ったことのない機能を使うって
なんかドキドキする。
本当に上手に焼けるのかなあ
ちょっと信じてなかったりする私。
ところが、出来上がった焼き芋
めちゃめちゃおいしくできて、びっくりしました。
すごいなあ。
でも、こうなると
どっちかいいのかわかんなくなってきますね
自分で温度設定して、様子を見ながら焼くのが楽しかったんだけれど
オートキーを使って、ほったらかしで美味しい焼きいもを作れる手軽さもいい
結局
どっちがいいとか、っていうんじゃなくて
その時々で、どっちでも使えるっていうことが
大事なのかもね…っていうのが私の結論。
時々、新しいことに挑戦するのも悪くない。
誰か遊んでえな
*******************
<なべかま通信事務局からのおたずね>
2月3日に、なべかま通信をお申込みいただきました後藤様
通信を送付させていただいたのですが
住所不明で返ってまいりました
もし、これを読んで下さっていたら
メールでご連絡いただけないでしょうか?
どうぞよろしくお願い申し上げます。
コメント