紙パックの中で冷やし固めるゼリーです。
もう30年近く前から作り続けている我が家の定番で
今までにも、あちこちで紹介しているから、
今更、これを紹介するのもなあ、とも思ったのです。
でも、この時期、こういう簡単おやつが冷蔵庫にあると、とってもいいので
敢えて紹介しますね。
ゼリーなんて、わざわざ作らなくても、買ってくればいいやんって思うでしょ?
違うんだなあ~。
あのね、ゼリーを好きなだけ取り分けて食べる
これがいいんですよ。
好きなだけ、山盛りよそってもいいし
食後の口直しにちょこっと一口食べるのもいい。
子供が小さいころ、これは本当に喜びました。
だって、好きなだけセリーをすくって食べられるんだもの。
カップに入った市販のやつより、断然たくさん食べられて
しかも、自分で自由にすくっていいというのも、わくわくするし
子供にとっては夢のようなおやつだったのです。
それに、砂糖も入れず、100%ジュースで作るので
ジュースを飲むのと一緒。
親としても、好きに食べていいよって、言えるおやつだったのです。
作り方のポイントとしては
ジュースで粉ゼラチンをふやかすこと。
この時、粉ゼラチンにジュースを注ぎ入れるんじゃなくて
ジュースの中に粉ゼラチンを注ぎ入れるとだまになりません。
(振り入れた後はかき混ぜてね)
耐熱容器を使えば、そのままレンジにかけられるから楽ちんです。
(私は耐熱の計量カップを使ってます。注ぎ口があるのがGOODです)
レンジにかける時間は適当で大丈夫。
要はゼラチンが溶ければいいんです、
ゼラチン液は沸騰させると固まる力が弱まるんじゃないのって?
それはそうなんだけれど
レンジの中で沸騰させると、固まる力うんぬんより
吹きこぼれるほうが問題よ。
だって、吹きこぼれたら、レンジの中の掃除が大変だし、
量も減るしね。
だから、ここは目を離さず見ていること。
全体にふつふつしてきたら、OKです。
これを紙パックのジュースの中に戻し入れるんだけれど
冷えたジュースの中に、いきなり戻すと
全体に混ざる前に固まることがあるので
まずは、チンしたゼラチン入りのジュースの中に、パックのジュースを適量入れて混ぜ
それを紙パックの中に戻し入れると、うまくいくよ。
(菜箸でグルっと混ぜてね)
冷蔵庫で冷やし固めたら
後は、好きなだけ取り分けて食べる!!!
取り分ける瞬間も、食べる瞬間も、わくわくする。
好きなだけゼリーが食べられるって、こんなうれしいことある?
あっ、中身が少なくなってきたら、
スプーンがゼリーに届かなくなるんだけど
柄の長いスプーンがないわ~って思うなかれ。
紙パックを切ればいいの。
切れば、高さを短くすれば
ほら、短いスプーンでも届きます、ふふふ
頭とはさみは使いよう。
甘いものは、心の栄養です。
こんな簡単ゼリーでも
口に入れると、ふっと心が優しくなる。
心の中のとげとげが、ゼリーと一緒に溶ける。
うん、溶ける、溶ける、溶ける。
次は、ぶどうジュースにしようかな、やっぱりリンゴがいいかな。