家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
ディズニーづいている今日この頃。
これまで見落としてきた作品をコツコツ見始めました。
「マレフィセント」
これは、眠れる森の美女の、本当の物語
というような話です。
妖精の国の王女マレフィセントが
人間の男性と知り合い、少しずつ恋愛感情が芽生えるのだけれど
やがて、その男性は、地位や権力を欲するようになり
マレフィセントを裏切って、背中の羽を奪い取ってしまうのです。
そして、その羽を手土産にして王にとりいって、
王の娘と結婚。
そして王となります。
やがて、娘が生まれるのですが
それを知ったマレフィセントは怒り狂い
その娘オーロラ姫に呪いをかけます。
16歳の誕生日に糸車の針で手を刺し
そこから永遠に眠り続けることになると。
もし、この呪いを溶く方法は
真実の愛を持った人の口づけのみ。
あまり詳しく書くとネタバレになるので書けませんが
マレフィセントを演じているアンジェリーナ・ジョリーの演技が
とにかく素晴らしかったです。
役どころとしては、
自分を裏切った王を憎み、邪悪で残虐な妖精なのですが
ときどき、その内側に、そこはかとなく、人を愛する優しい心が見え隠れするんです。
邪悪で冷酷な表情の中に
時々、ふっと温かさとやさしさが宿る。
セリフとかじゃなくて
表情だけで、それが伝わってくるんです。
本当にすごいです。
オーロラ姫にかけた呪い
それをとくためには、真実の愛が必要なのですが
果たして、真実の愛など存在するのか。
マレフィセント自身は
真実の愛だと信じていた男性に裏切られているわけですから
真実の愛などないと、断言しています。
呪いをとくことはできるのか
最後までドキドキ。
見終わった後は
嗚呼あああ~~~、そういう事か~~~~
って感じです。
後味はいいです。
いい映画でした。
マレフィセント2もあるようなので
こちらも見たいです。
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