家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
次回の本の撮影日が、秒読み段階に入ってきて
レシピ作りも、いよいよ佳境に入って来ました。
土曜日までに間に合わせることは
どうやっても、無理。
でも、無理です、出来ませんというだけでは
子供が駄々をこねているのと変わらないから
いつまでに
どれくらいのレシピ数で
どういうやり方でなら
それを実現できるのかということを整理して伝える
これが、大人の対応ですね。
で、
明日のあさいちまでに
追加分も含めて、全体の約半分のレシピを出し
残りは、一週間以内に出す
ということにしました。
明日までに渡さなければならないレシピ数は80。
今のところ約9割は完成していて
最後の数点を、微調整しているところです。
ネットや本やテレビなどで
レシピがもう、掃いて捨てるほど出回っていて
自分の必要なレシピが
簡単に、しかも無料で手に入る時代。
そういうレシピを、賢く利用すれば
日々の食事作りは、随分楽になります。
そういうふうに考えると
別に本などかわなくても、普段の料理作りには全く支障なんてないんですよね。
だからこそ
この本なら、手元においておきたいなあ
と思ってもらえるような
本を作らねばと思っています。
わざわざ、本を買ってまでレシピを参考してくださるわけだから
買うほどのこともなかった
などと、決して後悔させたくない
今、自分の持っている知識やアイデアや料理のコツを
いかにわかりやすく、伝えられるか
この本で、いかに料理を楽しんでもらえるか
実際に繰り返し作ってもらえるには、どうしたら良いか
いろんなことが頭の中をグルグル回っていて
使っている食材の種類や
料理法、味付けに偏りがないかとか
実際作っていて楽しいか、ワクワクするかとか
本全体の、料理のラインナップとにらめっこして
食材の組み合わせを変えたり
味付けに変化をつけてみたり
料理自体を、入れ替えてみたり
しています。
どの料理を入れて、どの料理を落とすのか
どの調理法を選ぶのか
全て自分の判断に委ねられるので
正直、相当な怖さがありますが
自分がワクワクして、また作りたくなる料理なら
きっと同じように思ってくれる人がいるはずだと思って
その感覚を一番大事に、選んでいます。
まずは前半、決断の時です。
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