家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
今年も、いよいよ残りわずか。
やらねばならないことがまだまだ山積みで
気持ちが焦るばかり。
お節料理の買い出しに行く前に
中途半端に残っている食材をきちんきちんと食べきらねば。
毎年この時期必ず作るのが中華丼。
肉やら野菜やら、とにかくありあわせのものをさっと炒めて、
蒸し煮にし、
オイスターソース味でとろみをつけ、ご飯にかけるだけ。
いろんなものが片付くし、
栄養バランスもよく、
何より、体に優しくておいしい!!
今日は、豚肉、ベーコン、冷凍小エビ、白菜、シメジ、干しシイタケ、にんじん
青ネギ、しょうが。
炒めた後、少量の水で蒸し煮にすることで
いろんなうまみが溶けだして、絶妙なおいしさになります。
仕上げに、ごま油とこしょうをかけるのが好き。
さてさて、話は前後しますが
今日は、仕事納めならぬ、お弁当納め。
今年最後のお弁当は
野沢菜とハムと卵のチャーハンと、豆腐と青梗菜の中華スープ。
(写真)
(写真)
野沢菜はこの前息子が長野に行ってきたお土産に買ってきてくれたもの。
そのまま食べてもおいしいけど
ちょっと油で炒めてご飯に混ぜると、
また違ったおいしさになります。
スープの方は、煮干しと昆布をベースに豚肉を入れてうまみをプラス。
そこに崩した豆腐とショウガの線切り、青梗菜を入れ
塩と薄口しょうゆで味を調え
水溶き片栗粉で少しとろみをつけました。
スープジャーに入れてから、最後にごま油とこしょう。
これからの時期、とろみをつけると冷めにくくなるし
おなかの中にはいっても、さめにくく温度をキープするので
おなかの中に湯たんぽを入れているようにぽかぽか効果が期待できますよ。
あっ、それからね、
お正月って、小松菜とか三つ葉の値段がぐっと高くなるから
青菜を買うなら、チンゲン菜がねらい目です。
チンゲン菜って、ほら、お正月の料理にはあまり使わないでしょ?
だから、値段が結構普段のまま、お正月価格にならないとおもうんです。
(少なくとも、うちの近所では)
ちょっと、彩に緑がほしいとき、
おすすめですよ。
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