でいりいおくじょのBLOG

2015.10.14

水菜とじゃこの混ぜご飯

水菜がちょっと安くなり始めました。

ここのところの悪天候のせいなのか、レタスなどのサラダ野菜がまだまだ高いので

水菜が買いやすくなったのは、とっても嬉しいですね。

水菜って、

カルシウムや葉酸、ビタミンCなども豊富で

サラダ野菜としてはかなり優秀。

今はハウスで育てられているので一年中買えますが、

基本的にはこれから寒くなってからが旬なので、たっぷり食べたい野菜です。
 

水菜はもともと京野菜で

私の祖母の田舎のすぐそばが産地で

生産者の方のお話を伺いに行ったことがあります。
 

京野菜の水菜は、もともと軸の部分がとっても柔らかく

成長した時にはピンと立つことができず

バーッと開いたような感じで育つんですね。

なので、収穫の時は、それをかき集めて、軸のところをかまで刈り取らなければならず

結構収穫も大変なんです。
 

それで、収穫しやすいように軸をしっかりさせ

ピンと立つ感じで育つように品種改良されたのが、今流通している水菜で

おかげで、全国で育てられるようになり

手ごろな値段で食べられるようになったというわけ。
 

京都の伝統野菜として売られている水菜は

そんなわけで、値段も高いのですが

それはそれで、柔らかさやが全く違うので

もしよかったら、京野菜の水菜も、一度は食べてもらえると嬉しいなと思います。

(値段が3倍くらい違うので、いつもというわけにはいかないかも…です)
 

さて、そんな水菜

さっと煮るもよし、スープに入れるもよし、サラダにするもよし

クセがないので、何にしてもおいしですね。
 

でも、一袋買ったら、全部食べ切れずに中途半端に残ることはありませんか?
 

その中途半端に残したのって

あっという間にしなしなになって、なんだかちょっと残念な感じになったり。
 

そこで私は、中途半端に残ってしまうと思ったら

ザクザクっと切ってポリ袋に入れ、塩と昆布(キッチンはさみで細切り)を入れて

軽くもみもみして冷蔵庫に入れて置くんです。
 

何にもせずにしなしなになったのと

塩でもんでしなしなになったのでは、雲泥の差で

塩でもんでおけば、鰹節ポン酢しょうゆをかけるだけで、

即席のお漬物になっちゃうので

2~3日はおいしく食べられます。
 

今日は

塩でもんだ水菜を軽く絞って、

ちりめんじゃこと一緒に熱々のご飯に混ぜてみました。
 

簡単菜飯!!
 

水菜とじゃこの塩分で味が決まると思いますが

食べる時、少しポン酢しょうゆをかけると

即席のお寿司みたいになって、それもおいしいですよ。
 

よかったら、お試しください。

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