家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
撮影2日目。
撮影は、何とか順調に進んでいます。
ただ朝早く家を出て、夜帰ってくるのが連日続くというのが
普段あまりないので
この生活リズムに少々戸惑っている感じ。
今日は、帰りが遅くなり
駅で買い物をして帰ればよかったのだけれど
その時間ももったいなくて
とりあえず家に帰って、あるもので作ろうと
帰る道々、家にあるもので作れるものをジクソーパズルみたいに考え考え帰ってきました。
そして、今日作ったのは
肉団子キャベツ鍋。
玉ねぎ1/2個を微塵切りにしてポリ袋に入れ
塩を入れてもみもみしてしんなりしたら、片栗粉をまぶしてから豚ひき肉を混ぜる。
しょうがのすりおろしと醤油少々とこしょうを入れれば肉団子の種の出来上がり。
卵を入れてもいいのだけれど
鍋に入れる肉団子は
卵を入れないほうが、ほろほろと口の中で砕けやすくなるので
私はそのほうが好きなのです。
あとは土鍋に昆布と水を入れて煮たてたところに
袋の角を切って、肉だねを絞り出しながら丸めて入れ
肉団子の色が変わったら、玉ねぎの残りとざく切りキャベツを入れ
煮汁に塩少々を入れ、ふたをして煮るだけ
煮込んでいる間に
お風呂をさっと洗ってお湯を入れ、
洗濯物をたたみ
虎之助にご飯をあげる。
そうこうしている間にキャベツがトロリと柔らかく煮えてくるので
最後に、お弁当の残りのミニトマトを入れて出来上がり。
そのままでもシンプルでおいしいけれど食べるときにケチャップをかければ
じつはロールキャベツの味になるのです。
包まないので簡単だし
少ない材料で作れて食べごたえも十分。
しかも、大量のキャベツなのでおなかにやさしい!!
土鍋で作ればそのまま食卓にもっていけて
各自食べたいだけお玉ですくいながら熱々を食べられ
洗い物も少なく、楽ちんです。
味付けは、ケチャップやウスターソースなどを入れて煮込んだりしたこともあるのですが
そうするとせっかくのキャベツの色がくたっと汚くなるし
塩だけのシンプルな味付けて煮ておいて、食べるときにお好みでケチャップをかけるほうが
色もきれいで、飽きずにたくさん食べられるので、
今では、塩と昆布だけでシンプルに煮るこのスタイルが我が家の定番です。
たっぷりの熱々キャベツと肉団子。
トロリと柔らかくて、おなかの中から温まり、胃にも腸にも優しい料理。
お疲れ気味の時に、おすすめです。
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