でいりいおくじょのBLOG

2016.01.13

みんなの家庭の医学

今日のみんなの家庭の医学

見ていただいた皆さん、ありがとうございました。

見なかった皆さんにも、番組の内容を知っていただくために
 

ちょっとだけ補足説明させてください。

今回は、心臓強化スペシャル。
 

心臓を活性化するのに、鉄分を取ることが有効であるという

最新の医学研究をもとに

今回は、鉄分をたっぷりとれるレシピの依頼をいただきました。
 

鉄分というのは、吸収率が悪いし

今日たっぷり食べたから、明日からは当分食べなくてもいいというような栄養素ではなく

毎食、こまめに食べないとだめらしいんですね。

しかも、それを10~14日食べ続けないと、効果が出ないとか。
 

最初は、レバーや赤身の肉などのように

鉄分の含有量の多い動物性の食品をベースに

常備菜を考えていたんです。
 

これらの動物性の食品に含まれる鉄分量はかなり多いので

少しの量で効率よく鉄分を取れるから、ちょこちょこ食べるにはいいかなと。
 

でも、毎食毎食、食べ続けることを考えたとき

レバーを毎食食べるって、結構きつい気がするし

またレバーを毎食食べ続けるために、レバーを料理し続けるのも、更に、もっときつい気がするし。
 

赤みの牛肉にしても

毎食食べるとなると値段の問題や、

脂肪や、エネルギーの取りすぎという問題も考慮しないといけなくなるし。
 

そうなると、動物性の食品より

植物性食品でベースを作り、あっさりとして、飽きの来ない味に仕上げたの方が、食べやすいのではないかという結論に達したのでした。
 

そうして出来上がったのが、切り干しと油揚げの胡麻和え。
 

切り干し、油揚げ、エノキ、ゴマ、鰹節

いずれも鉄分豊富な食品です。
 

油揚げは、乾煎りすることで香ばしさをプラス。
 

切り干しは、さっと洗って水に浸し、

歯ごたえを残して仕上げることで、うまみたっぷりの仕上がりになります。
 

切り干しはわざと歯ごたえを残したのですが

それには理由があって

以前、歯痛で柔らかいものしか食べられなくなり

豆腐とヨーグルトだけで2週間ほど過ごした経験によるのです。
 

豆腐とヨーグルトの味は、大好きなので飽きないのですが

食感のないものを食べ続けることが、ものすごく苦痛でした。
 

とにかく、噛みたいのです。

味に飽きるというより、噛まないということの方が私にとってはストレスだったのです。
 

そんなわけで、切り干しはわざと歯ごたえを残し、

毎日常備菜を食べ続けるストレスを、少しでも緩和させたいと思ったのでした。
 

また、今回は、この常備菜を使ったアレンジ料理を42品考えました。
 

ほんの少し味を変えることで、味に飽きずに食べられるというのもさることながら
 

いろいろにアレンジできるということで

次は、あれを作ってみよう、明日はこれを作ってみようと思ってもらえたら

それだけで、この常備菜を食べ続けることが楽しくなるかなと思ったのです。
 

今回、本当に楽しみながら作ってくださったことで

本当にうれしく

ただただ感謝でした。
 

ちなみに、今回撮影に協力してくださった

巣鴨のパン屋さんのアルル。

こちらのパンは天然酵母と小麦粉の香りがものすごくよく、

めちゃめちゃおいしく

パン好きの私としては、近いうちにまた買いに行きたいなあと思っているところです。
 
 

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