でいりいおくじょのBLOG

2016.01.21

すいとん鍋

今日は朝から撮影です。

私の撮影現場はおしゃべりが多く、楽しくていいのですが

今日は16品なので
 

口も耳も動かしながら、手も動かさないとね。

いや、仕事なんだからまじめにやれと、お叱りを受けるかもしれませんが

でもね、料理って、同じレシピで作っても

作っているときの気持ちや雰囲気が、出来上がりに如実に表れると思うんです、
 

特に、私の作るのは家庭料理なので

できるだけ、ささっと作ってバサッと盛りつけたのを

さあ、できたよーって雰囲気で盛りつけたいと思っていて

それって、作りこもうと思っても、作りこめるもんじゃなくて
 

だから、できる限り、楽しい雰囲気の中で

ワイワイおしゃべりしながら、野菜の皮をむいたり、フライパンの中をかき混ぜたり

あともう少しで出来上がるよー、なんて声をかけたり
 

そうすると、おいしくできたから食べてみてーって私も心から思えるし

そう思えたら、料理もそういう表情になるはずだし
 

私が楽しみながら料理を作っていれば

料理も楽しそうな顔になる!!
 

以前から、そういうことを特に大切にしながら料理してきましたが

最近は、特に、楽しく料理、楽しく撮影

撮影、楽しくて大好きです。
 

さてさて、撮影が終わって

撮影の残りが、そのまま夕飯になるのですが

今日は、一日台所になっていると体が冷えてきてしまったので

何か、体の中から温まるものが食べたくて

すいとん鍋を作りました。
 
 

ベースのだしは、昆布と煮干し

そこに豚肉と、玉ねぎとかぼちゃとしめじを入れて煮るだけ

最後にみそを溶き入れれば

放蕩風のスープの完成。
 

すいとんは、小麦粉に水を加えてドロドロにしたものを

スプーンで落とし入れてもいいのですが
 

小麦粉に熱湯を加えてお箸でぐるぐる混ぜるのが奥薗流です。
 

手でさわえれるくらいの熱さになったら

ボウルの中で少しこね、
 

これをうどんにするなら少し寝かせてから再度こね

綿棒で伸ばして、包丁で切ったりするところなのですが
 

この作り方の生地をすいとんにするなら、寝かせる必要もなく

そのまま手でちぎって平たくして、先ほどの鍋に入れるだけ。
 

これでもちもち、しこしこのすいとんの出来上がり。

手打ちめんっぽい食感で、食べごたえも十分です。
 

こんなすいとんなら、うどんの買い置きを切らしてしまった時でも

手軽にできて、食べごたえも十分で

食べたい料理も自分で好きに加減でいるのもいいところです。
 

すいとんというと、古臭い食べ物って感じもしますが

まったくその逆で

こんなに新しくて、アレンジの料理はありません。
 

ぜひぜひお試しあれ、 

コメント

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「送信」ボタンを押してください。

PageTop