家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
鮭はシンプルに塩焼きで食べるのがやっぱり一番美味しいとは思いつつ
たくさんもらったのでちょっと違った料理も作ってみたくなり
今日はスパゲティーにしてみました。
合わせるのはキャベツ。
鮭とキャベツの組み合わせって好きなんです。
ちょっと甘いキャベツの味と鮭ってすごく合うと思うので
にんにくと赤唐辛子も入れて、ペペロンチーノにしてみました。
鮭は、すでに塩をしてあるので、
ペーパーで軽く水分を拭いて一口大の削ぎ切り
小麦粉をまぶしてオリーブオイルでこんがりと焼きます。
粉をつけた方が、香ばしく焼けるし
パスタと混ぜた時に、鮭の身がバラバラになりにくいのです。
クリームソースにするときは、粉とつけずに焼くと
ホワイトソースの中でいい感じに鮭の身がほぐれて都合が良かったのですが
もう少し鮭の形を残したいときは、小麦粉を付けて焼いたほうが綺麗に仕上がる用に思います。
今日は鮭を焼いたところにキャベツを入れ、パスタの湯で汁少々を入れて蒸し煮。
鮭の旨味がキャベツに移りおいしくなります。
あとはスパゲティーを入れて混ぜ、食べるときに好みでレモンを絞るのもいいですね。
鮭の塩味と、湯で汁の塩味だけで味が決まります。
キャベツの甘味と鮭の旨味、いい感じの鮭の脂のコク。
ほのかに香るにんにくと、唐辛子の辛味もいい仕事をしています。
鮭自体が美味しい時は、あまり手を加えすぎず、シンプルに食べたほうが断然美味しいですね。
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さてさて、今日のお弁当です。
今日のお弁当は
鶏胸肉ととうもろこしの黒胡椒炒め
ししとうとジャコの炒め煮
人参とえのきの梅肉和え
ソーセージ、ミニトマト、卵焼き
ご飯は海苔弁です。
とうもろこしがスーパーに並び始めましたね。
とうもろこし、大好きです!!
生のとうもろこしの実を包丁でこそげて
こんがり焼いた鶏胸肉と一緒に炒め合わせるだけ。
最後に醤油をじゅっとまわしかけて、黒胡椒をパラリ
コーンの甘味が鶏肉の旨味とよく合い、胡椒が全体をうまくまとめます。
ししとうとジャコの炒め煮は、京都のおばんざいの定番。
ししとうの季節になると
ひと夏に、もう何回も何回も作ります。
万願寺とか、伏見とうがらしとか、で作れば上等ですが
普通のししとうでも充分美味しく、大好きです。
ししとうは、最初にごま油でジャっと焼いて、
それからじゃこと一緒に蒸し煮にすると、ししとうの香ばしさがプラスされて美味しいと思います。
人参とえのきの梅肉和えは
人参とえのきをさっと蒸し煮にして
みりんを入れた梅肉で和えただけ。
こういうさっぱりした味のものが一つ入ると、ホッとしますね。
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