家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
スーパーに行ったら、丸々太った生きのいいイワシ
なんと一尾65円!!!
これはもう、買うしかありません。
この時期のイワシは、入梅イワシとか、梅雨イワシと言われ
脂がのって、とってもおいしいんですよね。
特に千葉県の銚子あたりはイワシの水揚げが多いので
千葉に近い東京は、おいしいイワシが安く手に入り、ありがたい限り。
イワシは、塩焼き、かば焼き、フライ、何にしてもおいしいのですが
こんな安い時は、多めに買って圧力鍋で骨まで軟らかく煮ておくと
いろいろ使いまわせて便利です。
醤油とみりん、梅干しなどを入れて甘辛く煮るのもいいですが
違う料理にアレンジするなら、塩とショウガだけでシンプルに煮るのがいいですね。
水、塩、酒、昆布を圧力鍋に入れて火にかけ
沸騰したところに、頭と内臓を取ってきれいにしたイワシを入れ
あとは10分ほど圧力をかけて煮るだけなので、とっても簡単です。
これって、缶詰めの水煮と同じなんですけど
でも、自分で作るとできたてを食べられるので、缶詰めとは違うおいしさなのです。
例えば、これをどんなふうにアレンジするかというと
耐熱容器に、柔らかく煮たイワシとミニトマトを入れ
上から、ピザ用チーズをオリーブオイルをかけて、オーブントースターへ。
チーズが溶けて、おいしそうな焼き色が付いたら出来上がり。
塩だけで煮ておくと、こんな料理もすぐにできるし
骨まで軟らかくなっているので
そのままかぶりついて食べられるのがいいですね。
食べるときに小骨をとったりするわずらわしさがないので、
うちは家族みんな大好きですよ。
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さてさて、今日は、そんなイワシをお弁当にも入れちゃいました。
イワシのチーズ焼き
切り干し大根と人参のベーコン煮
梅キュウリ
ごぼうと豚肉のしぐれ煮
卵焼き、ミニトマト
ご飯には、自家製のおかかふりかけ。
イワシのチーズ焼きは
イワシの塩煮にケチャップをぬって、その上にスライスチーズをのせ、レンジで温めただけ。
出来立て熱々を食べるときは、ミニトマトと一緒に加熱すると
トマトの酸味とうまみでぐっとおいしくなるのですが
お弁当の場合、加熱したとまとってくたっとなってあまりおいしくないし
水分も出てしまうので、ケチャップに変え
ピザ用チーズより、スライスチーズのほうがさめた時に固くなりにくく
見た目もきれいです。
この場合、オーブントースターより、電子レンジで加熱する方が
中まで確実に熱くなるし、チーズもきれいに溶けるので
お弁当の時は、こういうやり方のほうがいいですね。。
切り干し大根は
いつもの油揚げ&鰹節ではなく、ベーコンを入れて煮るだけで
ぐっと洋風な感じになります。
豚肉とごぼうのしぐれ煮は
しょうがのせん切りをたっぷり入れて、ちょっと濃いめの甘辛味に
お魚のおかずの時、ちょっとだけでもお肉のおかずも入れておくと、
食べごたえや満足感が得られるような気がしています。
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